高校生 地学の学習内容と勉強法

高校生 地学の学習内容と勉強法

「地学」は勉強することを後回しにしやすい科目です。しかし、勉強のコツさえつかめば、定期テストや大学入学共通テスト(旧:センター試験)で高得点が望めます。受験前に焦らないよう、今から地学を得意科目にできるよう対策を行いましょう。

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高校生の地学の学習内容

高校地学の学習内容

  • 地球の概観
  • 地球の活動と歴史
  • 地球の大気と海洋
  • 宇宙の構造

高校生が地学でつまずきやすい単元と解決法

理科といっても暗記じゃないのか、また1人で勉強できるのではないかと思いがちな地学ですが、理解しながら覚えることで、さまざまなパターンの問題に対応できます。特につまずきやすい単元とその内容をご紹介します。

最もつまずきやすい「地質図」の問題の解決法

最も苦労するのが「地質図」の問題です。
地質図の問題は必ず、図と解説文がセットで出てくるのですが、図を読み取る必要がある問題では解くのに時間がかかります。地形図の特徴を図から読み取れるように繰り返し練習を行う必要があります。

以下の順に取り組むことをおすすめします。

  1. 「断層がある」「同じ模様の繰り返しがある」など地形図を読み取れるようにする
  2. 問題集や過去問を使い、実践練習を行う

「地質図」の問題の中にも実は解きやすい問題がある

最もつまずきやすい「地質図」の問題ですが、その中にはすぐに解ける問題が隠れている場合があります。

「図を読み取る必要がない」問題です。例えば「*の層からは●●の化石が見つかった。この時代に生息していたと考えられる生物を答えよ」などという知識さえあれば一瞬で解けるような問題です。

難しそうな問題でも最後の小問まで目を通すことを意識して勉強を行いましょう。

地球の内部構造と地球の活動について

地球の構造に関しては地震波の観測と関連して覚えることが重要です。

まず始めに地球の内部が層構造になっていることを理解しそれぞれの層の名称をを覚え、次にその境界面の名称と地表からの深さを関連付けて覚えることでしっかりと理解できます。

地球表面の地殻については、マグマと溶岩がポイントとなるので、火成岩を分類する表やマグマの結晶分化作用、火山の形などは押さえておく必要があります。

そのほかにもプレートの動きやそれにより引き起こされる現象も勉強しておきましょう。

どこが苦手なのか分からない人の勉強法①

地学は理科の中でも暗記をしなければいけないことが多い科目なので、社会と同じように「全体の流れをつかむこと」が大切です。

『実況中継』のような読みやすい参考書を使い、全体の流れをつかみましょう。いきなり全部読んでも覚えることができないので、分野で区切ることが大切です。

また、読みやすい参考書では分かったつもりになりがちですが、疑問があれば調べる・質問することを徹底しましょう。

どこが苦手なのか分からない人の勉強法②

社会と同じように「全体の流れをつかむこと」が大切だと前述しましたが、それと同時に「一問一答」を実践しましょう。
流れをつかみ、理解しただけでは得点できないので、理解しながら覚えることが大切です。

方法としては、『実況中継』などの参考書から自分で一問一答の問題を作ること、また先生に問題を出してもらうことがあります。
もしくは、『一問一答』などの問題集を繰り返し利用するのも良いでしょう。

暗記はできるけど得点に結びつかない人の解決法

問題集はできるのに、模試では成績がとれないという場合は、以下の分野の図や表を覚え、実践問題に取り組みましょう。

まずは、地磁気の三要素。名称とそれぞれの関連を理解した上で、表を書けるようにしましょう。
次に、火成岩の分類。表を自分で書けるようにすることで、多くの問題に対応できる分野です。
堆積岩、変成岩の分類は種類が多く覚えるのが大変です。テストでは写真や図を使った問題が出題されるので、教科書や資料集で確認しておきましょう。

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編集部コメント

編集部から高校生への地学に関した総合的なアドバイスをします。

定期テスト、受験対策と2項目に分けていますが高校1、2年生で定期テストの対策をしっかり行うことが受験対策にもつながるとお考えください。

定期テスト対策

定期テスト対策は、学校で指定されている問題集、授業中に渡された課題プリントを使って勉強をしましょう。

定期テストでは、一問一答で解けるような問題が多く出題されると考えられます。まずは学校で指定されている問題集を完璧に正解できるように繰り返し練習しましょう。

ついついテスト範囲の問題集を解いて終わりにしがちですが、それだけれは点数が取れません。覚えたつもりにならないよう、問題集を繰り返し解き、覚えられたかどうか確認することが大切です。

また、地学基礎では、中学校の2分野と同じ内容も多くあります。基本から確認したい場合は高校受験のときに使っていた問題集の該当問題を利用することもおすすめします。

受験対策

大学入学共通テスト(旧:センター試験)のみで地学を使うのか、2次試験でも使うのかにより勉強法が異なります。

大学入学共通テストのみの場合は、遅くても高校3年生の夏休みには「全体をつかむ参考書」+「一問一答」を完成させ、秋から実践形式に入りましょう。

2次試験で使う場合は、夏~9月に2次試験対策を行いましょう。大学入学共通テスト対策は、10月頃から実践形式を行うのが良いと考えられます。
しかし、全く基礎が頭に入っていないという場合は、夏休み前半までに「全体をつかむ参考書」+「一問一答」を完成させることを目標にしましょう。

地学の成績を上げたい方は家庭教師会社にご相談ください

地学は「勉強の仕方が分からない」、「1人では暗記をできない」と困っている生徒が多くいる科目です。そのためついつい後回しにしがちですが、地学は「成績を上げやすい」科目の1つでもあります。

1年生や2年生は早めに学習を始めることで、大学受験勉強スタート時に「地学はほぼ完成」という状況を作ることができます。3年生なら、まずは点数の取りやすい分野・暗記から始めることで、短時間で大学入学共通テスト7~8割を目指せる科目です。特に暗記が苦手という生徒さんは、暗記の方法や、暗記のコツをつかみ、他の科目の成績アップにもつなげられるでしょう。

家庭教師なら一人ひとりに合わせた指導を行えるので苦手意識を払拭し学力アップが期待できます。

生徒さんの性格、ご家庭のご要望に合わせた家庭教師も数多くいるので、ぜひ一度家庭教師診断をお試しください。また、よりぴったりの家庭教師を選ぶためにも、複数の家庭教師センターとも比較検討することをおすすめします。

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