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神奈川県の高校受験を分かりやすく解説!公立・私立の入試日程や選抜方法など

神奈川県の高校受験を分かりやすく解説!公立・私立の入試日程や選抜方法など

本記事では、神奈川県の高校受験について詳しく解説しています。

公立高校受験の選抜方法や倍率の高い高校、私立の高校受験日程、検定試験の優遇措置、内申点などをまとめているので、神奈川県の高校受験に関する情報を集めている方は参考にしてみてください。

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2022年(令和4年)度の神奈川県・公立高校受験について

神奈川県の公立高校受験は、大きく「共通選抜」と「定通分割選抜」の2つに分けられます。こちらでは、それぞれの選抜方法の入試日程と詳細についてまとめています。

共通選抜

もともと神奈川県は「前期選抜」と「後期選抜」2つの選抜方法を採用していましたが、平成24年(2012年)からこの2つを「共通選抜」に統一しました。

共通選抜では全日制の課程、単位制による全日制の課程、単位制による定時制の課程(特別の時間)の受験生を対象に選抜を行います。

入試に関する日程

項目日程
出願期日1月25日(火)~2月1日(火)
学力検査日2月15日(火)
面接及び特色検査日2月15日(火)、2月16日(水)、2月17日(木)
合格発表日3月1日(火)

選抜方法(学力検査・実技・調査書・面接など)

<学力検査>
共通選抜において、学力検査の対象となる教科は国語・数学・英語・理科・社会の5教科です。1教科50分の100点満点が基本ですが、学校によっては2教科以内の範囲で最大2倍までの傾斜配点を実施することがあります。また、特色検査を実施する学校や学科に関しては、学力検査の対象となる教科数を3つまで減らすこともあります。

<特色検査>
共通選抜では特色検査を行う学校や学科もあり、その場合は「自己表現検査」と「実技検査」のどちらか一方だけ、または両方の検査を行います。

自己表現検査では、論理的思考力や判断力、協調性、理解力、意欲、取組姿勢、事前準備など、自己表現に関する資質を評価します。例えば横須賀南高校では一つのテーマについてグループで話し合う検査、釜利谷高校では面接前に日本語で2つのスピーチを行う検査が実施されました。

一方、実技検査では志望する学科の実態に即した資質を測定する検査が実施されます。例えば神奈川工業のデザイン科では与えられたテーマを鉛筆でデッサン(素描)する検査、厚木北高校のスポーツ科学科では反復横とびや立ち幅とびなどの検査が実施されました。

特色検査は観点ごとに評価し点数化され、最終的に100点満点で換算されます。

<調査書>
調査書では、第2学年の9教科の評定と第3学年の9教科の評定を足して、さらに2倍にして算出します。通常であれば満点は135点ですが、選抜の際は135点満点を100点満点に換算します。

ただし、高校によっては3教科以内で最大2倍までの傾斜配点を行うことがあります。

<面接>
面接では、観点ごとの点数を合計して100点満点に換算します。各高校が面接の際に注視する観点は、下記の通りです。

  • 入学希望の理由
  • 中学校での教科等に対する学習意欲
  • 中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲

面接は学力検査の翌日である2月16日(水)と2月17日(木)のうち各高校が定める期日で実施されるので、しっかりと対策しておきましょう。

定通分割選抜

定時制(夜間)と通信制の課程に関しては、共通選抜の後にも「定通分割選抜」として2回目の選抜が実施されます。

入試に関する日程

項目日程
出願期日3月3日(木)、3月4日(金)
学力検査日3月11日(金)
面接及び特色検査日3月11日(金)、3月14日(月)
合格発表日3月18日(金)

選抜方法(学力検査・実技・調査書・面接など)

<学力検査>
定通分割選抜の学力検査では、国語・数学・英語の3教科を各30分間で実施します。各教科50点満点で、合計150満点です。

<特色検査>
特色検査が行われる場合は、共通選抜と同様に実技検査と自己表現検査、またはそのいずれかが実施されます。

<調査書>
共通選抜と同様に、調査書では第2学年の9教科の評定と第3学年の9教科の評定の合計を足して、さらに2倍にして算出します(100点満点で換算)。

<面接>
定時制の課程と単位制による定時制の課程は面接を実施し、単位制による通信制課程は面接または作文が実施されます。

参考:令和4年度神奈川県立の高等学校の入学者の募集及び選抜要綱

2022年(令和4年)度の神奈川県・公立高校別の倍率

お子さんの志望校がどのくらいの競争率かを知るためには、過去の倍率をチェックしてみるのがおすすめです。

こちらでは、神奈川県の公立高校のなかでも特に倍率が高い高校を「普通科」と「専門学科」の2つに分けて紹介しています。

共通選抜(普通科)の倍率

下記には、共通選抜(普通科)を実施している全95校から、特に倍率の高い10校を抜粋してまとめました。※クリエイティブスクールは除く

  • 横浜翠嵐高校:2.55倍
  • 多摩高校:1.98倍
  • 湘南台高校:1.97倍
  • 横浜緑ケ丘高校:1.94倍
  • 鎌倉高校:1.71倍
  • 湘南高校:1.69倍
  • 新城高校:1.64倍
  • 鶴見高校:1.57倍
  • 希望ケ丘高校:1.54倍
  • 市ケ尾高校:1.52倍

共通選抜(専門学科)の倍率

下記には、共通選抜(専門学科)を実施している全34校、63コースから、特に倍率の高い10校を抜粋してまとめました。

  • 神奈川工業高校 デザイン科:2.28倍
  • 横浜市立横浜商業高校 国際学科:1.83倍
  • 横浜市立横浜商業高校 スポーツマネジメント科:1.64倍
  • 県立中央農業高校 畜産科学科:1.51倍
  • 県立平塚農商高校 食品科学科:1.44倍
  • 県立相原高校 総合ビジネス科:1.34倍
  • 県立相原高校 畜産科学科:1.31倍
  • 県立白山高校 美術科:1.31倍
  • 県立相原高校 環境緑地科:1.26倍
  • 川崎市立川崎総合科学高校 情報工学科:1.23倍

参考:令和4年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等志願締切時志願状況

2022年(令和4年)度の神奈川県・私立高校受験について

神奈川県の私立高校は、高校によって選抜方法に大きな違いがあります。第一次選考の書類審査を通過しなければ次の選考に進めない高校も多いので、志望校がどのような選抜方式を採用しているのか調べておくことが重要です。

下記には、神奈川県で代表的な私立高校の受験スケジュールをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

<慶應義塾高校>

項目日程(一般)
願書受付Web:12月1日(水)~1月25日(火)
郵送:1月21日(金)~1月27日(木)
第一次試験(筆記)2月10日(木)
第二次試験(面接)2月13日(日)
教科目国語・数学・英語
合格発表日第一次試験:2月12日(土)
第二次試験:2月14日(月)

<法政大学第二高校(学科試験)>

項目日程
願書受付1月28日(金)~2月4日(金)
学力検査日2月11日(金)
教科目国語・数学・英語
面接無し
合格発表日2月13日(日)

<山手学院高校(オープン入試)>

項目日程
願書受付A日程:1月24日(月)~2月3日(木)
※B日程は2月11日(金)も受付
学力検査日A日程:2月10日(木)、
B日程:2月12日(土)
教科目国語・数学・英語
面接無し
合格発表日A日程:2月11日(金)
B日程:2月13日(日)

<桐蔭学園高校 一般入試>

項目日程(A方式)
願書受付1月24日(月)~2月3日(木)
※郵送の場合は2月4日(金)必着
学力検査日2月11日(金)
教科目国語・数学・英語
面接無し
合格発表日2月11日(金)

<鎌倉学園高校 一般入試>

項目日程(A方式)日程(B方式)
願書受付1月24日(月)~1月29日(土)1月24日(月)~1月29日(土)
学力検査日無し
※調査書等の書類にて選考を実施
2月11日(金)
教科目-国語・数学・英語
面接無し無し
合格発表日2月10日(木)2月12日(土)

神奈川県の高校受験における検定試験の優遇措置

神奈川県の高校受験では、漢検や数検、英検などの検定試験が加点の対象となる可能性があります。主に私立高校を対象としているので、志望校が優遇措置を取り入れているのかどうかぜひ一度チェックしてみてください。

<大西学園高校>
漢字検定:推薦入試において、3級で1ポイント加算、準2級以上で2ポイント加算

<鎌倉学園高校>
数学検定:一般A方式(書類選考)において、2級以上で内申点に1ポイント加算

<相模女子大学高等部>
英語検定:推薦入試において、3級で1ポイント、準2級で2ポイント、2級以上で3ポイント加算

神奈川県の高校受験における内申点について

内申点とは、中学校在学中の学習の記録や学校生活を点数化したものです。学力検査や面接、特色検査などと同様に、内申点も高校受験では重要視されます。

神奈川県の高校受験では第2学年と第3学年の評定が評価の対象となり、下記の計算式で数値が算出されます。

  • (第2学年の9教科の評定の合計)+(第3学年の9教科の評定の合計)×2

ただし、学校や学科によっては3教科以内の評定合計値に最大2倍までの傾斜をつけて点数化することがあるので、志望校の情報を調べておくのがおすすめです。

また共通選抜では、調査書と学力検査、面接の合計を求める(調査書×a+学力検査×b+面接×c)の計算式で、募集人員の約90%の合格者が決まります(a、b、cの各数値は合計10となる2以上の整数で、具体的な数値は学校により異なる)。

調査書の内容によって合否が大きく影響するので、受験までにまだ時間がある方は、効果的な定期テスト対策について家庭教師に相談してみてください。

神奈川県で高校受験をお考えなら家庭教師がおすすめ!

高校受験を成功させるためには、自分の学力レベルに合った志望校を知ること、そして効果的な学習方法で着実に学力を上げることが大切です。また特に私立高校は学校によって選抜方法が異なるので、その学校に合った独自の対策を練る必要もあります。

そこで神奈川県で高校受験を考えている方は、家庭教師会社を活用するのがおすすめです。高校受験に精通した本社の担当者が進路相談に乗ってくれるほか、お子さんに合った学習方法や学習計画を先生が個別で提案してくれます。

神奈川県にどのような家庭教師会社があるのか知りたい方は、まずは本サイト(家庭教師比較くらべーる)で気になる会社の資料を取り寄せるところから始めてみてください。

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