大学受験日程の一例を紹介!塾に入るならいつから?流れを押さえて余裕を持った対策を

大学受験日程の一例を紹介!塾に入るならいつから?流れを押さえて余裕を持った対策を

大学受験までに準備しなければならないことは勉強だけではありません。志望校選びから願書の取り寄せ、国公立大学を受験する場合は大学入学共通テストの出願など、実は手続きしなければならないことがたくさんあります。あらかじめスケジュールを頭に入れて効率よく動けるようにしておくと、直前期も焦らず過ごせて安心です。

この記事では大学入試の大まかな流れ、国公立大学・私立大学ごとの受験日程について解説していきます

大学入試の流れ(概要)

まずは大学入試の全体像を確認していきましょう。

志望校・受験校を決める

まずは志望校・受験校を決めましょう。大学入試は高校入試までと違い、目指す学校・学部によって受験科目が大きく異なるため、事前に何の対策が必要になるか明らかにしておく必要があります。例えば、国公立大学を目指す場合は「大学入学共通テスト」の受験が必須。文系・理系問わず、全ての科目を満遍なく学習しなければなりませんが、私立大学の場合は英語・国語・数学の3科目だけで良い場合も。

最終的な出願校は高3の秋頃に確定するとして、大体高2の夏休みから遅くとも高3の夏休みまでには決めておきたいところです。併願校もあわせて選んでおきましょう。

願書・調査書を取り寄せて出願する

願書は私立大学の場合10月頃から、国公立大学の場合は12月頃から取り寄せが可能になります

以前は郵送での取り寄せが主流でしたが、最近ではインターネットから出願できるケースも増えてきました。インターネットからであれば送付されてくるまでに時間差がありませんし、手書きしなくても良いので大幅に時間を短縮することができます。そのぶん、油断して申請期限・受験料の支払い期限に遅れないよう注意する必要があります

また、高校の調査書に関してはこれまで同様郵送での提出が求められることがほとんどです。調査書には学校長の印鑑が必要になるので、発行までには1週間くらいかかると考えておくと良いでしょう。

試験本番

試験は大学に直接赴いて受験します。試験科目は各校さまざまですが、一般入試の場合は筆記試験や面接試験が課されることが多いです。受験科目数の多い大学では2日間に分けて実施することもあるため、遠方から受験しに行く場合は事前にホテルを確保しておくようにしましょう。

合格発表・入学手続き

晴れて大学に合格したら、すぐに入学手続きを行う必要があります。入学手続きの期限は合格通知とともに案内が送付されてくるので、そのまま入学する場合は忘れずに入学金の払い込み・書類の送付を済ませましょう。

このとき注意したいのが、「併願校があるパターン」です。例えば第1志望の合格発表前に第2志望の手続き期限が到来したとして、後者を確実に抑えるためには入学金を納入する必要があります。そして、その後第1志望に合格し、第2志望を辞退することになっても、一度納入した入学金は返還されません。そのため、出願の段階で合格発表・入学手続きのスケジュールも計算に入れておくと安心です

大学入試の受験日程

ここからは、各大学で公開されている2023年度入試の情報をもとに、上記で解説した手続きのより具体的な日程を時系列で見ていきましょう。

国公立大学の受験日程

まずは国公立大学です。国公立大学の場合、「大学入学共通テスト」の受験が必須となるため、手続きすべき事柄も増えます

大学入学共通テストの出願

大学入学共通テストは、例年9月の終わり頃から出願が始まります。2023年度入試の場合は2022年9月26日〜10月6日が出願期間となっていました。
試験自体は1月に実施されますが、手続きはそれよりも早い段階で行われるため、証明写真の準備なども9月前半中には済ませておくと安心です。

大学入学共通テスト本番

大学入学テストは2日間にわたって実施されます。2023年度入試の場合は以下のスケジュールです。

1月14日(土)■理科1:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
■国語:「国語」
■外国語:「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」
1月15日(日)
<第2日>
■理科1:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
■数学1:「数学I」「数学I・数学A」
■数学2:「数学II」「数学II・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」
■理科2:「物理」「化学」「生物」「地学」

当日に病気や負傷、事故、その他両親の危篤や自宅火災など、やむを得ない事情で受験できなかった場合は「追試験」の受験が可能。日程は2023年1月28日(土)、29日(日)です。
また、試験会場側の都合などで試験が実施・完了できなかった場合は、同日程(2023年1月28日、29日)で「再試験」が設定されることもあります

国公立大学の出願

国公立大学の出願期間は大学入学共通テストの試験後、2023年1月23日〜2月3日です。このとき、大学入学共通テストの自己採点結果によっては、当初想定していなかった大学への出願を検討する可能性があります。しかし、手元に願書がなければ出願できません
あらかじめ、大学入学共通テストの自己採点結果が**「想定以上・想定通り・想定以下 だった場合」**で出願校を決めておき、願書を取り寄せておくと安心です。

個別試験(二次試験)

二次試験は前期・中期・後期試験に分かれており、各大学ごとに個別で実施されます。2023年度の前期入試は2月25日、26日の2日程がメイン。その後、一部の公立大学で3月前半に中期試験が、3月中旬〜23日頃にかけて後期試験があります。前期で合格するに越したことはないですが、念のため後期日程まで受験するつもりでスケジュールを組んでおくと安心です

私立大学の受験日程

続いて私立大学です。私立大学の場合は国公立大学以上に日程がさまざまなのでパターンを示すのは難しいですが、ここでは一例として明治大学の例をご紹介します

入試形式ごとに出願

明治大学で実施されている主な入試の種類と出願日程・試験日は以下の通りです。

試験種別出願締め切り試験日
総合型選抜-グローバル型特別入試9月7日10月8日
総合型選抜-自己推薦特別入試-公募生A9月7日10月15日
総合型選抜-AO入試9月15日10月22日
共通テスト前期日程1月13日なし
全学部統一入試1月17日2月5日
学部別入試(国際日本学部、政治経済学部など)1月20日2月7日
学部別入試(文学部、法学部、農学部など)1月27日2月15日
共通テスト後期日程2月27日なし
※詳細は大学が公開している募集要項参照

個別試験

最も募集人数の多い「全学部統一入試」「学部別入試」はいずれも大学入学共通テストと国公立大学二次試験の間に実施されます。国公立大学と私立大学を併願する場合はこの時期が正念場。受験方針によっては2月の前半から3週間連続で試験を受け続けるということも珍しくありません。出願期間が複数パターンあって複雑なので、滞りなく手続きできるよう事前にしっかり計画を立てておきましょう

塾に入るとしたらいつから?

まだ塾に入っておらず、これから入塾を検討している場合、いつ頃から通い始めるのが良いでしょうか。

遅くとも高2の夏頃までに通うのが理想

先ほど見てきたように、高3の2学期以降は学習以外にも手をつけなければならない事柄がたくさんあります。もしこの時期に塾通いを始めると、忙しさのあまり勉強も手続きも何もかもが中途半端な状態になってしまう可能性も否定できません。
しっかり復習や基礎固めをした上で受験に臨むためにも、塾は2年生の夏頃までに通い始めるのが理想です

高1の頃からでも早すぎることはない

大学受験は高校受験よりも格段に難易度が上がるので、できるだけ早い時期から対策開始するに越したことはありません。それに、学校の成績を高水準に保つことも立派な受験対策になります。学校の成績(評定)は推薦入試の際に出願要件となる例が多いほか、近年では筆記試験の点数と合わせて成績(評定)を合否判定に利用する大学も増えているためです。

もし現在高1、2年生で、「学校の成績は中盤周辺をうろうろしている」「学習習慣はそんなにないかもしれない」という状態なら、まずは夏期講習・冬期講習などの季節講習からスタートしてみるのもおすすめです

おすすめの塾

最後におすすめの塾を紹介します。

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授業料小学生:月額5,390円~(税込)
中学生:月額7,315円~(税込)
高校生:月額8,965円~(税込)

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対象
小1・小2・小3・小4・小5・小6・中1・中2・中3・高1・高2・高3・浪人生
授業形式
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小1・小2・小3・小4・小5・小6・中1・中2・中3・高1・高2・高3・浪人生
授業形式
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