私立中学校は一般的に公立中学校よりも教育環境が整っているのが特徴。また、中高一貫校では高校受験もないため、塾に行かなくても余裕を持って大学受験まで進めるイメージがあります。
ところが、いざ入学すると「思ったより成績が伸びない」「授業についていくのが大変」という現実に直面する方も少なくありません。そんなときには塾に通って対策する必要が出てきます。
私立中学の生徒が塾に通う理由
塾に通う必要のないイメージを持たれがちな私立中学の生徒ですが、実際には塾に通っているケースがほとんどです。まずは、私立中学に通う子どもが追加で塾にも通う理由について、代表的なものを紹介します。
授業についていくため
1つ目の理由は、「授業についていくため」です。なんとか試験には合格したものの、入学後にレベルの高さに圧倒されるお子さんは少なくありません。授業が進むスピードが速く、内容も基礎から応用まで幅広いため、継続して勉強しなければあっという間に置いていかれてしまいます。
この状態を放置していると最悪の場合留年の危機に陥ることも。理解の穴を埋め、勉強の習慣を取り戻すために塾に通うことを決める親御さんが多いようです。
予習・復習をするため
,mark>2つ目の理由は「予習・復習をするため」です。現状、授業の内容は理解できているものの、家に帰ってから予習・復習している様子を見る機会が少ない・見たことがないという親御さんが、学習習慣をより定着させるための手段として塾を利用しています。
先述の通り私立中学は授業の進行スピードが速いため、この先もずっとついていけるという保証はありません。そんなとき、塾に通うことで放課後の学習時間を十分に確保することができます。
大学受験に早期から備えるため
理由の3つ目は、「大学受験に早期から備えるため」です。
難関大学を目指す場合は特に、しっかり基礎から体系的に学習を積み重ねていく必要があります。これには相当時間を要するため、取り組みの時期が早ければ早いほど有利に。
学校の授業や定期試験の対策もフォローもしつつ、どんどん応用学習を進めていくために塾が役に立ちます。
私立中学の生徒が塾に通うメリット
私立中学の生徒が塾に通うと、上記のように補習・予習・復習・大学受験対策に効果があります。しかしメリットはそれだけではありません。
以下ではもう少し詳細に、私立中学の生徒が塾に通うメリットをご紹介します。
他校のレベルが分かって刺激になる
塾では、現在通っている私立中学以外の生徒とも一緒に授業を受けます。当然、確認テストや講師との質疑応答も一緒に行うことになるため、普段なかなか接することのない他校のレベルをうかがい知ることができるでしょう。高校受験で競争することになるかもしれないライバルを目の当たりにすることで、より一層学習への意欲が高まるのがメリットです。
学校の授業がより分かるようになる
私立中学の授業はペースが速いため、自分でも気づかないうちに理解を置き去りにしている箇所もあるかもしれません。そんな状態でも、塾に通っていれば同じ内容を繰り返し学ぶことができるため、理解漏れの防止になります。
また、あらかじめ塾で先取り学習しておくことで、学校の授業がより理解できるようになることも期待できます。
自覚のなかった苦手を発見できる
学校の授業で習って分かったつもりになっていたことでも、
一度学習した内容はできる限り習ってすぐの段階で理解を確実にし、苦手をその場で解消することで、手戻りすることなく効率的に学習を進めていけるでしょう。
私立中学の生徒が塾に通うデメリット
私立中学の生徒が塾に通うメリットは大きいですが、当然デメリットもあります。
トータルの教育費用が高額になる
最大のデメリットは教育費用が高額になることです。学校の入学金や授業料に加えて塾の授業料も支払うとなると、家計への負担も増大。
塾の費用は集団指導の場合、月額で月額5,000円〜15,000円、年間で60,000円〜200,000円ほどが相場。追加でこれだけの費用が発生しても問題ないか検討する必要があります。
時間的余裕がなくなる
私立中学では放課後にも課外学習などを実施していることがあります。また、多くの子どもは放課後に部活動に所属。平日だけで見てもかなり忙しい毎日を過ごすことになりますが、ここに加えて塾へ通学する余裕はありそうでしょうか。
最初のうちは通えても、続けるうちにだんだん疲労が大きくなる可能性があります。ただし、個別指導塾であればある程度時間の融通が効くので、集団指導塾よりは通いやすいかもしれません。
塾のカリキュラムが私立に対応していないことがある
塾によっては、カリキュラムが私立中学に対応していないことを理由に入塾を断られるケースがあります。その場合でも夏期講習・冬期講習では受け入れを行っていることはあるので、まずは塾側に相談するのがおすすめです。
そのほか、個別指導塾やオンライン指導塾では私立中学に対応しているところが比較的多いです。
私立中学の生徒はいつから塾に通うべき?
メリット・デメリットも確認したうえで入塾を決定した場合、大体いつ頃から通うのがベストでしょうか。3つのケースに分けて解説します。
苦手科目がある場合
苦手科目がある場合は、今すぐ通える時間的・経済的余裕があればすぐにでも通うことをおすすめします。理由は繰り返しになりますが、私立中学は授業ペースが速く、苦手は放置するほど巻き返しが難しくなるためです。
もし今すぐ通うことが難しいのであれば、市販の教材なども使って理解できている箇所まで遡り、少しでも復習を進めながら通えるタイミングを待ちましょう。
定期・期末試験対策をしたい場合
多くの塾では、試験の2ヶ月前から試験対策カリキュラムをスタートさせます。よって、余裕を持って取り掛かるのであれば試験3ヶ月前ごろには入塾しておきたいところです。
また、「1学期の期末試験結果を受けて2学期末の対策の必要を感じた」のような場合は、塾の学習スピードや指導方針を確認するため、まず夏期講習などの短期間限定の講座から受講してみるのも良いかもしれません。
早期から大学受験対策を進めたい場合
現在中学1年生であれば、大学受験まではあと6年もあります。そのため、必ずしも今すぐ塾に通う必要があるかといえばそんなことはなく、今は学校の学習を完璧にこなすことが先決と言えます。
それでも何か始めたいということであれば、中学1年生から受講できる「大学受験対策の冬期講習」などを受講してみるのがおすすめです。
おすすめの塾
ここからは、私立中学に通う生徒におすすめの塾を紹介していきます。
英語進学塾リオン
英語進学塾リオンは、これまで1万人以上の生徒を指導してきた実績のある、英語の対策に特化した進学塾です。英語の基礎力向上を重要視しており、大学受験においては英語の苦手な状態からでも多数の難関大学合格者を輩出しています。もちろん、まだ大学受験には早い中学生の英語対策にもうってつけです。
英語進学塾リオン

指導実績1万人以上!独自の英語メソッドで偏差値30台から難関大学合格を実現する「英語進学塾リオン」
- 対象
- 小1・小2・小3・小4・小5・小6・中1・中2・中3・高1・高2・高3・浪人生
- 授業形式
- 集団授業・個別指導・オンライン授業
この塾の詳しい情報を資料で確認!
近くの教室を探す英語進学塾リオンがおすすめの理由
- 得意・不得意に応じて用意されたカリキュラム
- 脳科学で実証された効果的な指導法
- 大学受験の英語対策を完全網羅
英語進学塾リオンでは、生徒の得意・不得意に応じて異なるカリキュラムを用意しています。得意な場合はもっと伸ばせるように、不得意な場合は知識の穴を埋めながら徐々に実力アップできるように、丁寧に指導。脳科学で実証された効果的な指導法で理解・定着を促します。
英語進学塾リオンの料金
項目 | 詳細 |
---|---|
入学金 | 詳細はお問い合わせください |
授業料 | ・中学1年生 ¥21,780/月 ・中学2年生 ¥22,440/月 ・中学2年生 ¥23,100/月 |
※1コマ90分×4回 /月の料金です。
個別教室のトライ
個別教室のトライは、個別指導直営教室数ナンバーワン、全国120万人の指導実績を誇る大手学習塾。専任の講師によるマンツーマンの指導とダイアログ学習法、AIを使った最新の学習システムで最短・確実な成績アップを後押しします。
個別教室のトライ

全国No.1のマンツーマン指導と最先端のAI学習を組み合わせ、志望校合格を実現する「個別教室のトライ」
- 対象
- 小1・小2・小3・小4・小5・小6・中1・中2・中3・高1・高2・高3・浪人生
- 授業形式
- 個別指導
この塾の詳しい情報を資料で確認!
近くの教室を探す個別教室のトライがおすすめの理由
- 完全マンツーマン指導
- トライ式性格診断に基づくモチベーション管理
- 講師・教育プランナーによる二人三脚の徹底サポート
個別教室のトライでは完全マンツーマン指導を採用。講師が一人ひとりの習熟度に合わせた丁寧な指導で、成績アップ・受験合格をサポートします。学習指導だけでなく、トライ式性格診断に基づくモチベーション管理にも注力しており、高い学習意欲を維持することが可能。生徒には講師のほかに教育プランナーがつき、目標や学習状況に合わせたアドバイスを受けることもできます。
個別教室のトライの料金
料金プランのご提案・ご相談は無料です。
まずはお気軽にご相談ください。