まだ本格的な受験期間ではないものの、徐々に入試本番を意識し始める高校2年生。同級生の間でも塾に通い始める子が出てきて、「うちもそろそろ通った方がいいかも」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。高校生はいつ頃入塾するのがベストなのでしょうか。
塾通いは高2からがおすすめ!
お子さんが現在高2、あるいはもうすぐ高2へ進級するなら、まさに入塾のベストタイミングです。理由はこの後詳しくお伝えしますが、高2のうちに塾へ通い出すと苦手克服・応用学習をバランス良くこなすことが可能。多少背伸びした目標も、今からなら十分実現できます。また、塾へ通って定期的に学習する習慣を身につけることで、中だるみしがちな時期も緊張感を持って過ごすことができるでしょう。
高1範囲の苦手を素早く克服できる
しかし、2年生の早い時期からであればじっくり復習に取り組むことが可能。1年生の学習範囲で分からなかった箇所や苦手だった分野を補いながら、2年生の学習もスムーズに進めていくことができます。
志望校に特化した対策ができる
大学受験で出題される問題は教科書をベースにしているとはいえ、各学校によって難易度はバラバラ。難関校になればなるほど、あらゆる知識・能力を駆使しなければ解けないような難問に取り組む必要があります。そんなハイレベルなスキルを身につけるためにも、基礎固めと反復演習は必須。
しかし、高3からでは十分に時間を取ることができません。その点、高2からであれば余裕を持って間に合わせることができます。
時間をたっぷり使って「将来何がしたいか」「そのために大学で何を学ぶ必要があるか」をじっくり考え、本当に目指したいと思える志望校を設定するところから始めていきましょう。
大学受験対策は高2から始めた方が良い?
塾に通う・通わないに限らず、大学受験対策は高2から始めることをおすすめします。高3からでも対策は不可能ではありませんが、時間的な制約が大きくなることは認識しておく必要があるでしょう。
ここからは、大学受験対策についてもう少し詳しく見ていきます。
大学受験の概要
大学受験の入試科目は「国公立・私立」で異なります。前者の場合は「大学入学共通テスト+個別試験」の形式が主流で、文系・理系問わず幅広い科目を対策する必要があるのが特徴です。一方私立大学は国公立に比べると対策すべき科目数が減ります。しかし、その分問題の形式が特殊だったり、教科書の範囲外からの出題があったりする傾向にあり、より特化した演習を行う必要があります。
競争率に関しては、首都圏の有名私大を中心に2〜5倍程度で推移。合格するためにはしっかり基礎を固め、安定して高得点を叩き出すためのトレーニングが欠かせません。
推薦入試の場合は「評定平均」も重要
上記の「筆記試験」のほかに、「評定平均」を重視すべき場合があります。評定平均は高校で履修した科目の成績の平均です。推薦入試の場合には、この点数が出願要件となることも。仮に高3になってから頑張ったとしても、高2以前の成績が悪ければ出願できなくなる可能性もあります。
そのため、2年生のうちから定期試験対策を中心に学校の勉強をしっかりこなすことが大切です。
学習習慣は早めにつけておいた方が有利
3年生に進級して周囲が一気に受験モードになると、それまで学習習慣のあった生徒とそうでない生徒で過ごし方に差が出てきます。前者は常に集中して対策に取り組むことができますが、後者は勉強の基礎体力がついておらず、1日が終わる頃にはヘトヘトに疲れ果ててしまうことも。
この状態が続くと次第に毎日の学習が丁寧さを欠いたものになり、本当に集中が必要な直前期になっても身が入らないという結果に繋がりかねません。
そうならないためにも、早い時期から少しずつ学習習慣をつけておいた方が良いです。
高2からの塾通いで気をつけること
それでは次に、高2から塾へ通い始めるにあたって気をつけておくべきことについて確認していきましょう。
まずは目的・目標を明確に
しっかり考える時間が取れるタイミングだからこそ、目的・目標を明確にすることが何よりも大事です。これを怠って走り出し、後に方向転換しようとすると想像以上に時間をロスします。
志望校を選ぶよりも先に、なんとなくでも良いので将来像を思い描くのがおすすめ。なりたい姿を実現するための学びが得られそうな場所か、自身の興味関心を広げることができそうな分野か、など、大学をゴールとするのではなく、手段として見ることを意識しながら考えてみましょう。
志望校に特化した対策を受けられるか
志望校に必要な対策ができない塾に通っても意味がありません。志望校が決まったら次は入試科目についても調査し、自身の現在の学力を考慮しながら「どんな対策が必要か」を検討します。
「〇〇大学対策コース」など、その大学の入試に特化した講座を設置している場合はこれを受講するのがおすすめ。通える範囲でそのような講座がない場合は、先に検討した要件をもとにホームページの情報を精査しましょう。
自習室など学習環境は整っているか
せっかく時間とお金をかけて通う場所ですから、学習環境が充実しているかどうかは重要なポイントです。授業時間外に利用できる静かな自習室が開放されていると、放課後や休日の学習もより捗りますね。
体験授業に参加する
パンフレットやホームページ、口コミで情報を収集し、「ここがいいかも」という塾が見つかったら、次は体験授業に参加しましょう。どんなに評価が高くても、それがお子さんにもそっくりそのまま当てはまるとは限りません。講師との相性や授業のペースが合わないと感じる場所で学習を続けるのはストレスにもなりますから、必ず現場で確認することをおすすめします。
塾の費用はどれくらいかかるか
続いて、気になる費用についてです。
高校生向けの塾の費用相場
●集団指導塾
高校3年生:年間50~70万円
高校1年生・2年生:年間40~50万円
●個別指導塾
高校3年生:年間60~100万円
高校1年生・2年生:年間50~80万円
上記を比較すると、個別指導塾の方が講師の人件費がかかるぶん、やや割高。しかし生徒それぞれのペースに合わせて丁寧に指導してもらえるため、苦手科目がある場合などにおすすめです。反対に、応用知識をスピーディーに習得したい場合は集団指導塾が向いています。
授業料に加えて講習代なども必要になる
前掲の授業料に加え、模試や特別講座などで別途費用が発生する場合があります。具体的な料金は塾によってさまざまですが、120分〜240分の講座を複数科目受講する場合、およそ20万円前後が相場です。
決して安くはないものの、大学受験本番を意識した実践的な演習が受けられる機会なので、気合を入れる意味でもおすすめできます。
おすすめの塾
ここからは、大学受験対策におすすめの塾を紹介していきます。
英語進学塾リオン
英語進学塾リオンは、これまで1万人以上の生徒を指導してきた実績のある、英語の対策に特化した進学塾です。英語の基礎力向上を重要視しており、大学受験においては英語の苦手な状態からでも多数の難関大学合格者を輩出しています。
英語進学塾リオン
指導実績1万人以上!独自の英語メソッドで偏差値30台から難関大学合格を実現する「英語進学塾リオン」
- 対象
- 小1・小2・小3・小4・小5・小6・中1・中2・中3・高1・高2・高3・浪人生
- 授業形式
- 集団授業・個別指導・オンライン授業
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近くの教室を探す英語進学塾リオンがおすすめの理由
- 得意・不得意に応じて用意されたカリキュラム
- 脳科学で実証された効果的な指導法
- 大学受験の英語対策を完全網羅
英語進学塾リオンでは、生徒の得意・不得意に応じて異なるカリキュラムを用意しています。得意な場合はもっと伸ばせるように、不得意な場合は知識の穴を埋めながら徐々に実力アップできるように、丁寧に指導。脳科学で実証された効果的な指導法で理解・定着を促します。
大学ごとの出題傾向や対策方法を網羅しているので、大学受験に向けて英語を対策したい場合に特におすすめの塾です。
英語進学塾リオンの料金
項目 | 詳細 |
---|---|
入学金 | 詳細はお問い合わせください |
授業料 | ・高校1年生 ¥24,640/月 ・高校2年生 ¥26,400/月 ・高校3年生 ¥28,380/月 ・浪人生 ¥29,260/月 |
※1コマ90分×4回 /月の料金です。
個別教室のトライ
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個別教室のトライ
全国No.1のマンツーマン指導と最先端のAI学習を組み合わせ、志望校合格を実現する「個別教室のトライ」
- 対象
- 小1・小2・小3・小4・小5・小6・中1・中2・中3・高1・高2・高3・浪人生
- 授業形式
- 個別指導
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- 完全マンツーマン指導
- トライ式性格診断に基づくモチベーション管理
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個別教室のトライでは完全マンツーマン指導を採用。講師が一人ひとりの習熟度に合わせた丁寧な指導で、成績アップ・受験合格をサポートします。学習指導だけでなく、トライ式性格診断に基づくモチベーション管理にも注力しており、高い学習意欲を維持することが可能。生徒には講師のほかに教育プランナーがつき、目標や学習状況に合わせたアドバイスを受けることもできます。
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