子どもにとって大きな楽しみである「小学校入学」。見守る親御さんにとっても嬉しい出来事である一方、「うちの子は勉強についていけるだろうか」と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。導入期間である1年生の学習内容はそこまで難しくないものの、今後を見据えて早期から塾通いを決定するご家庭も少数ながら存在します。
そこで、この記事では「小1から塾に通った方がいいの?」とお悩みの方へ向けて、塾通いがおすすめな理由と気をつけるポイントについて解説します。
小1に塾は必要?
塾は「学校の補習をする場所」「受験対策に集中する場所」というイメージを持たれることが多いです。小学校1年生の学習内容からすると、どちらの用途も「まだ早いのでは」という考えをお持ちの方がほとんどかもしれません。
小4から通塾するのが主流
小学生が塾通いをする理由のうち、一般的なものは「中学受験」でしょう。多くの塾では「中学受験対策コース」を小学校3年生の2月ごろから開講しており、従って小学4年生ごろから塾通いをするのが主流。文部科学省が行った「平成30年度子供の学習費調査」からも、小学4年生ごろから塾への出費が増えている様子がうかがえます。
また、同調査では小学生の半数以上は塾へ通っていないことが判明。そう考えると、「小学校1年生から塾に通う」のはかなり気が早いように思われます。
マストではないがメリットあり
「小1からの塾通いは必須ではない」とはいえ、メリットがあるのも事実です。詳細は後述しますが、早期から塾へ通うことで学習習慣がついたり、基礎学力が上がって自主学習の素養が磨かれたりといった効果が得られます。どれも、中学受験の対策をするうえで役に立つスキルです。
また、学習習慣が定着すれば中学、高校へ進学した後に塾へ通わなくてもよくなるかもしれません。一般的に学年が上がるにつれて塾の費用も上がっていきますが、自主学習で予習・復習や受験対策ができるようになればこの出費は不要になります。
小1から塾に通うメリット
ここからは、小1から塾に通うメリットをより詳しく見ていきましょう。
学習習慣が定着する
最も大きなメリットは「学習習慣が定着する」ことです。
小学校1年生といえばまだまだ遊びたい盛り。もちろんその気持ちは大事にしたいところですが、無理のない範囲で塾に通って少しずつ学習習慣をつけることで、やがて「毎日勉強する」ことが当たり前になります。
「食事をとる」「夜になったら寝る」と同じ感覚で勉強できるようになれば、高学年になって勉強が難しくなってからも自力で対応可能。親がうるさく言わなくても自然と机に向かうようになるでしょう。
正しい学習方法が身につく
せっかく学習習慣が定着しても、勉強のやり方が間違っていては効果半減。しかし、塾ならばその心配はありません。予習・復習の進め方やノートの取り方まで教えてもらえるので、自然と正しい学習方法が身につきます。
また、塾によっては専任の「学習アドバイザー」を配置しているところも。授業のない日にどのように自習を進めるか、学習計画を立てるところから伴走してもらえるため、無駄なく効率的な計画の立て方を習得することが期待できます。
塾側もじっくり子どもと向き合える
塾側が長い時間をかけてじっくり子どもと向き合えることもメリットのひとつです。
塾での指導は講師の分かりやすく伝える指導スキルもさることながら、子どもの性格・特性に合わせた「接し方」がとても重要。短い期間では互いになかなか打ち解けることができず、「相性が合わない」と感じてしまうことも珍しくありません。
しかし、小1から通っていれば塾側もじっくり子どもと向き合うことが可能。それぞれに合わせた個別の声かけや指導方法が採用できるようになります。
親としては、同じ教育のプロでも「子どものことを熟知している・していない」では後者の方がより安心できますよね。
小1からの塾通いで気をつけること
それでは続いて、小1からの塾通いで気をつけるべきことについて見ていきましょう。
学習量・時間を詰め込みすぎない
取り組むカリキュラムのボリュームや、授業時間が適切かどうか確認しましょう。勉強を楽しい・得意と感じている子どもであれば問題ないかもしれませんが、そうでない場合「勉強は苦しくて辛いもの」という印象を抱いてしまいます。
まずは週に1、2回程度のペースから始めてみましょう。宿題についても、放課後に友人と遊ぶことも考えると、学校のものと合わせて1時間くらいで終わる量がちょうど良いです。
成績を気にしすぎない
後に中学受験する可能性を考慮すると、重要な指標である成績は気になってしまうところです。しかし、親が過度に成績のことを気にすると、子どもの勉強の目的も「成績を上げること」になってしまうかもしれません。それは間違いではありませんが、せっかく知的好奇心旺盛な時期にそのような目的で勉強するのはもったいないです。
成績だけでなく、「できるようになったこと」「新しく興味を持ったこと」などにも着目してコミュニケーションを取ることで、子どもが本来持っている可能性を伸ばすことも意識しましょう。
無理強いはしない
学校に通い始めてすぐの子どもにとって、勉強は新しい発見だらけの「楽しいもの」です。しかし、それを強制して無理に取り組ませるのはやめましょう。子どもには子どものペースがあることを理解し、本人の意思を尊重することが何よりも大切です。
小1向け塾の費用はどれくらい?
さて、塾通いするうえで気になるのが**「費用」**です。塾の授業料はどれくらいかかるものなのでしょうか。
5000円〜20000円くらいが相場
小学生向けの塾には、学校の授業のカバーを目的とした「補習塾」と中学受験の対策を専門に行う「進学塾」があります。後者に関しては小1を対象としたクラスは設置していないので、ここでは「補習塾」の相場について確認します。
「補習塾」の場合、授業料として毎月1万〜2.5万円ほどの費用が発生。年間だと12万〜30万円程度かかると想定しておきましょう。また、必須ではないものの「夏期講習」「冬期講習」など期間限定の特別講座を開講することもあります。その際の費用は別途発生するため、受講する場合は注意が必要です。
おすすめの塾
では、実際におすすめの塾を紹介していきます。
個別指導WAM
これまで25年にわたって個別指導を行ってきた個別指導WAM。約20万人を指導するなかで培ってきたノウハウで、生徒一人ひとりのやる気と自信を引き出し、成績アップ・志望校合格などの目標実現を確実なものにします。
個別指導WAMがおすすめの理由
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- 蓄積した学習データとAIの活用による効率的な「戻り学習」
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生徒一人ひとり異なる学習ペースに対応するため、個別指導形式をとる個別指導WAM。生徒のこれまでの学習データをもとにAIが自動でテストを作成することで、効率よく前回の授業の定着を測ることが可能。カリキュラムはそれぞれに合わせ、最短ルートで目標実現できるよう構築しています。
個別指導WAMの料金
項目 | 詳細 |
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入学金 | 詳細はお問い合わせください |
授業料 | 小学生5,390円~ |
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