冬の時期は、外は寒いけど部屋の中は暖房でぬくぬくしていて、眠くなりやすい時期です。
受験生にとって、睡魔は大敵！今回のコラムでは、勉強中の睡魔撃退方法をご紹介します。
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お子さんの睡眠タイプは？
受験生にとって、睡魔との闘いは永遠のテーマです。
睡魔を撃退する方法は、「運動などの刺激を与える方法」と「ほんの少しの睡眠をとる方法」の2つがあります。
この2つは併用することもできますが、お子さんの睡眠のタイプによって効果的な取り入れ方があります。
まずは、お子さんが「睡眠をあまり多く必要としないタイプ」なのか「多くの睡眠が必要なタイプ」なのか、睡眠タイプを確認してください。
タイプ別、睡魔撃退法
【睡眠をあまり多く必要としないタイプ】
睡眠をとらなくても好きなことに没頭できるのお子さんであれば、ちょっとしたストレッチや縄跳び程度の軽い有酸素運動で目を覚ますことができます。
また、勉強で固まった肩をほぐすついでに、スーッとする効果のある外用消炎鎮痛剤などを肩に塗ってみるとスッキリします。ピアノなどの楽器演奏が趣味のお子さんの場合は、楽器を演奏すること自体が運動になるので、眠くなったら楽器に触れてみるのもおすすめです。
一見目が覚めたように感じても学習の処理能力が落ちているようなら、睡眠をとってコンディションを整えたほうが良いでしょう。
【多くの睡眠が必要なタイプ】
授業中に居眠りをしやすいなど、どうしても睡魔に勝てないお子さんの場合、睡魔と闘うよりも5分程度の「チョット寝」が効果的です。無理をして睡魔と闘う時間がもったいないのでチョット寝を取り入れてみましょう。
ただし、必ず起こしてもらうことが前提です。
栄養ドリンクや眠気撃退ドリンクは？
実は、栄養ドリンクや眠気撃退ドリンクなどはおすすめできません。
特に眠気撃退ドリンクは、ここぞという時以外には使用しないでください。
なぜなら、睡眠のリズムが乱れるだけでなく、ドリンクの効果で目が覚めている間は最良のコンディションとは言えないからです。
では、どうすれば良いのか？というと、眠くなったら「冷たい飲み物」を飲むのが効果的です。
冬であっても「冷たい飲み物」です。眠気により集中力の低下を感じたら、氷を口に含んでみるのも良いでしょう。
眠くなるのは、身体が何らかのサインを出しているということです。
このサインの意味を感じ取れるのは、眠気を感じた本人のみなので、受験本番に最良のコンディションで臨めるよう、お子さんの睡眠リズムを把握し、眠気との闘いをサポートしてあげてください。
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