学習障害への理解が進み、さまざまな学習障害があることが分かってきました。
その一つ、AS(アスペルガー症候群)の子どもへはどのように指導したら効果的か、家庭教師の面からご紹介します。
ASはおおまかに言いますと自閉症ですが、その中にも多くの症状があります。
一人ひとりの症状を見極めたうえで接し方を考えていきましょう。
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アスペルガー症候群の共通点
さまざまなタイプがありますが、共通点もいくつかあります。
●相手の事を推測しずらいため、通常のコミュニケーションがとりにくい
●相手に対しての配慮に欠け、欠点を直接伝えてしまいがちなため人を傷つける行動をとりがち
●躁鬱傾向が激しく、精神状態が不安定
●他人のしている行動が理解できない
ASは対人関係のコミュニケーション力に障害が出ることが主な症状です。
本人なりの理屈で考えての行動が世間の常識と合わないだけで、本人に悪気があるわけではありません。対人関係に流されず、物事を客観的に見ることができるという点では、むしろ優れた能力だと考えることもできるでしょう。
ASの子どもには一方的に教えるのではなく、「信頼関係」を築くことに重点を置いて指導する必要があります。
言葉の選び方
ASの子は言い回しやニュアンスにもとても敏感です。
否定的な言葉は使わず、肯定的な言い回しをしましょう。表情や口調も柔らかくし、肯定的な雰囲気を心がけることが必要です。
物事の伝え方
話しがあちこちに飛ぶと混乱してしまいます。
伝えたい事はシンプルに、短い言葉で伝えましょう。いくつかある場合は箇条書きにするのも良い方法です。
順序立てて説明すればすんなり理解できるので、シンプルで分りやすい指導を心がけてください。
得意分野での驚異的な集中力
ASの子は、興味のある一分野においては驚異的な能力を示す場合も少なくありません。
学習能力は客観的に優れていて、得意分野なら自分だけの勉強で塾へ行っている子にも劣りません。
子どもなりの理論を十分に理解し、それを指導に盛り込むことができれば大幅に学力をアップさせることもできます。
子どもの声に耳を傾ける姿勢
子どもの声に耳を傾けることがASの子に関わる第一歩となります。
一方的な指示や指導は心を閉ざすきっかけになってしまいます。子どもの考えや興味に理解を示し、どうしてほしいのかをくみとりながら指導内容を決めていきます。
「学ぶこと」が好きになれば、学力は飛躍的に伸びます。辛抱強く付き合う事で偏差値の高い学校も目指すことができるのです。
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