勉強ができない原因は国語力不足だった!?
「国語は勉強しても成績が上がらない」とよく言われますが、そんなことはありません。国語のテストの点数を上げるためにはどうしたらいいか、この記事で解説します。
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読書をすれば国語の成績が上がるわけではない
人が知識を得る上で文学作品はもちろんのこと、ありとあらゆる書籍を読むことはとても有効的です。
しかし、国語の成績は読書量と正比例するでしょうか?
答えは「いいえ」です。
読書が好きな子に国語の成績が良い子が多いのは事実ですが、それは国語の文章問題を読むことを苦としないからだと言えるでしょう。
国語力アップには、文章を読む力と問題の意図が分かる力、問題が求めている方法で答える力の3つが必要です。
読書をすれば国語の成績が上がると思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、読書によって「日本語」力はつくかもしれませんが、短期間での国語力のアップ(=国語の成績のアップ)には繋がりにくいのです。
正しい国語力のアップを目指すには
知識を身に付ける
国語における知識を身に付けるとはどういうことかと言うと、漢字の読み書き、文法、慣用句などの基本的な知識をマスターすることです。
例えば「漢字」。テストや入試の問題では、必ずと言って良いほど漢字の問題が出題されます。
都立高校の入試を例にした場合、漢字の配点は20点あり、合格するために取らなければいけない点数の1/3を占めます。この大きな配点を確実に取っていくことが、テストや入試で高得点を出すためのポイントとなります。
小説や論説文の読み方を身に付ける
国語の問題では、小説や論説文から問題が出題されますが、この文章のジャンルによっても「読み方」が異なります。
文章の特徴や傾向、それに応じた読み方を把握して問題に取り組むだけで、文章問題に対する抵抗感を減らすことができるでしょう。
「読み方」についての詳しい解説は、こちらの動画も参考にしてみてください。
解き方を身に付ける
国語の文章問題は、多くの場合、文章の中に棒線が引かれていて、その部分に関する問い(記述や選択肢から選ぶ)があるという形式になっています。
実はこの問題の解き方は単純明快。「答えそのもの」あるいは「選択肢を選ぶ根拠となる部分」を文章中から探すということです。
国語の問題は、必ず文章の中に答えがあります。考えるより、その答えを「探す」という解き方を身に付けることが重要になってきます。
文章を書くこと+問題演習を繰り返しましょう
国語の試験では、作文の問題が出題される場合もあるかもしれません。文を作る力は、どうすれば身につくのでしょうか?
学校では文法を説明したり作文を書く授業をしますが、それだけでは文を作る力は身につきません。
親御さんの卒業論文を思い出してもらえばわかるように、項目立てや文章の構成などについてアドバイスやさまざまな添削を受けながら「書く」作業を体得したと思います。
第三者の意見を聞きながら練習することで、自分の中に他者の目が育っていきます。
今、家庭教師の指導を受けているお子さんや個別指導を受けているお子さんは、先生と交換日記を始めてみてはいかがでしょうか。
無理なく書くことに慣れると共に、添削により文章力も少しずつ培うことができます。
また、テストで高い点数を取るためには問題演習が欠かせませんので、お子さんの問題の解き方をじっくり観察し、答え方のどの段階で躓いているのかを見つけ出すなどの必要なサポートもしてあげてください。
英語力と国語力の間には関係があります
明治時代の偉人は、ネイティブと肩を並べられるほどの英語力を備えていました。
今に比べて英語教育インフラがない中でそれだけの英語力を備えられたのは、母語のレベルが高かったからです。
もちろん、発音に注目すると幼少期から耳を鍛えておくことは大切ですが、母語のレベルと外国語のレベルは比例するので、外国語の習得をお子さんに期待するなら、母語である国語力を上げることも忘れないでください。
社会・算数・理科等々、全ての学習を進める上での基礎力ともいえる国語力は最重要科目ですので、ぜひこの機会に力をつけておきましょう。
家庭教師で効率的に成績を伸ばしましょう!
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