こちらの記事では、「家庭教師を頼みたいけど家に呼ぶのは難しい」「家以外にどういった場所が利用できるのか知りたい」という方に向けてお役立ち情報をまとめています。
家以外での指導がOKな家庭教師会社を紹介するとともに、家以外の場所を利用するメリットやデメリット・注意点などを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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家以外の場所がOKな家庭教師会社も多い
家庭教師というと生徒の家に先生が訪れるイメージがありますが、家以外の場所をOKとしている家庭教師会社も多くあります。
「家では子どもが勉強に集中しない」「自宅に他人を呼ぶことに抵抗がある」という方は、家以外の場所に家庭教師の先生を派遣してもらうのも1つの方法でしょう。
こちらでは、家庭教師の派遣が可能な場所をいくつか紹介しているので、勉強場所を決める際の選択肢として参考にしてみてください。
カフェや図書館など、さまざまな場所に対応
家庭教師の派遣はさまざまな場所に対応していますが、よく利用される場所としては下記が挙げられます。
- カフェ・ファミレス
- 図書館・公民館
- 家庭教師会社の本部事務局や提携先塾の自習スペース
- 家庭教師の先生の家
カフェやファミレスなどの飲食店は適度な雑音が集中力を上げ、ドリンクバーを利用すればお茶代を安く済ませられるのが嬉しいポイントです。
反対に少し静かな場所で勉強したい場合は、図書館や公民館などの公共施設を選ぶのも良いでしょう。多くの公共施設は無料で使えるので、飲食代を支払う必要はありません。
また、本部事務局や提携先塾の自習スペース、先生の家などを利用できる家庭教師会社もあります。
カフェや図書館など、さまざまな場所に対応
具体的に、家以外の場所で指導を受けられる家庭教師会社を下記にまとめました。
下記のほかにも家以外の場所を認めている家庭教師会社は存在するので、気になる会社がある場合は問い合わせてみるようにしましょう。
家庭教師会社 | 公式サイト内で紹介されている家以外の場所 |
---|---|
家庭教師のあすなろ | ・図書館 ・ファミレス ・喫茶店 ・公民館 ・家庭教師の先生の家 など |
家庭教師のファミリー | ・公共施設の休憩スペース (授業スペースが確保できる場所であれば、基本的にどこでも可能) |
デスクスタイル | ・図書館 ・公民館 ・家庭教師の先生の家 など |
プロ家庭教師のディック学園 | ・家庭教師事務局の勉強スペース |
※2020年11月調べ
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家以外の場所で指導を受けるメリット
家庭教師の指導を家以外の場所で受ける場合、主に下記のメリットがあります。
- お子さんによっては家以外のほうが集中しやすい
- 自宅の環境を整えられなくても問題ない
- 家庭教師の先生に対する気遣いがいらない
それぞれのメリットについて、具体的に解説していきます。
お子さんによっては家以外のほうが集中しやすい
「子どもが家で全く勉強しなくて困っている」という親御さんもいるかもしれませんが、お子さんによっては家以外のほうが集中しやすいことがあります。
お子さんが家で勉強に集中できない理由には、アニメやゲームなどの誘惑が多いこと、リラックスしすぎてしまうことなどが挙げられますが、そもそも「家=勉強する場所」という認識がないことが大きな原因です。
勉強に集中するためには、まずは気持ちを勉強モードに切り替えなければいけません。
そういった意味でも、家以外のカフェや図書館などへ移動することは、お子さんのスイッチを切り替える大きな役割を果たすと言えるでしょう。
自宅の環境を整えられなくても問題ない
家庭教師の先生を家に呼ぶとなると、来客向けに部屋を片付けたり、勉強しやすい環境を整えなきゃと考える方が多いと思います。
掃除やスリッパの準備、お子さんの性格によっては、集中力を削がないよう漫画やゲームを一時的に目の届かない場所へ移動させておくといった配慮をする親御さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、先生が訪れないのであれば家の環境はそのままで問題ありません。
仕事や家事で忙しい親御さんにとっては、家を指導場所として使わないだけで大きな時間的・精神的余裕が生まれるでしょう。
家庭教師の先生に対する気遣いがいらない
家を使用しないのであれば、先生に対するさまざまな気遣いが不要となります。
特にお茶やお菓子を準備する手間が省けるのは、多くの親御さんにとって大きなメリットだと言えるでしょう。
また、指導時間中は家のテレビを消したり大きな音を立てないよう気をつけたりなど、周囲の騒音を気にしなくて良いのも嬉しいポイントです。
家庭教師の契約は長期にわたることが多いため、先生に対する気遣いや家の環境整備が負担に感じる場合は、家以外の場所での指導を検討してみることをおすすめします。
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家以外で指導を受けるデメリット・注意点
上記ではメリットを紹介しましたが、家以外で家庭教師の指導を受ける場合は下記のデメリットや注意点を理解する必要があります。
- 場所・時間帯によっては騒がしすぎて集中しづらい
- お店や周囲への配慮が必要
- 場所によっては費用が発生する可能性もある
これらのデメリット・注意点を理解し、事前に対策を練るようにしましょう。
場所・時間帯によっては騒がしすぎて集中しづらい
飲食店や公共施設は、曜日や時間帯によっては騒がしすぎて集中しづらいです。
特にカフェやファミレスは日によって混雑状況が全く違うため、お客さんが多いときは話し声や食器音が気になって勉強どころではない可能性があります。
また、図書館や公民館では地域向けのイベントがよく開催され、イベント日はガヤガヤと盛り上がっていることも少なくありません。
そのため家以外の場所で勉強するのであれば、事前にその施設の混雑状況やイベント日をリサーチして、ベストな曜日・時間帯を把握しておくことが大切です。
お店や周囲への配慮が必要
飲食店や公共施設など、不特定多数の利用者がいる場所では周囲への配慮が必要です。
特にカフェやファミレスは時間帯によっては混雑するため、長時間の利用はできるだけ避けるようにしましょう。
また、図書館や公民館などは基本的に時間制限がありませんが、あまり大きな声を出すと他の利用者に迷惑をかけるため注意しなければいけません。
そのため家以外の場所で指導を受ける場合は周囲に配慮すること、または周囲に利用者がいない環境を選ぶのがおすすめです。
例えば、家庭教師の先生の家を利用したりレンタルスペースを借りたりする場合は、周囲に人がいないため落ち着いて勉強できます。
場所によっては費用が発生する可能性もある
飲食店を利用する場合、子どもと先生の分のドリンク代を家庭側が負担します。
1回の値段はそれほど高くありませんが、長期にわたるとなると出費はそれなりの金額になるでしょう。
また、勉強場所が離れた場所にある場合は交通費を支払わなければいけません。
そのため家以外で指導を受けるのであれば、公共施設のような無料で使える場所や家から近い場所を選ぶのがおすすめです。
家庭教師会社が勉強スペースを所有しているのであれば、そちらを活用するのも良いでしょう。
【番外編】家の中ならリビングor子ども部屋のどっちがいいの?
共働き家庭などでは「親がいるときは家、親がいないときは家以外で指導を受けたい」というように、家と家以外を使い分けたいと考えている親御さんも少なくありません。
こちらでは、家の勉強場所として定番のリビングと子ども部屋についてまとめました。
リビングと子ども部屋それぞれのメリット・デメリットを紹介しているので、どちらの部屋を使おうか検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
お子さんの様子を確認したいならリビング
リビングを活用するメリットは、お子さんの様子を確認できる点です。
また、お子さんが人見知りの場合は、いきなり先生と2人きりにするのではなく親がいるリビングを使うのも1つの方法でしょう。
ただし親が近くにいる環境は、お子さんの性格によっては集中しづらかったり、プレッシャーに感じたりする可能性があります。
周囲の物音が気になるのはもちろん、問題を間違えている姿を親に見られたくないお子さんも少なくないため注意が必要です。
子ども部屋ならお子さん・先生も集中しやすい
先生と2人きりになれる子ども部屋は、周囲が気にならず勉強に集中しやすい点がメリットです。
また、机やイス、勉強道具などがすでに定位置にセットされてあり、わざわざ勉強するための環境づくりをしなくて良い点もポイントです。
子どもの勉強の進捗具合を知りたい親御さんは、お茶やお菓子を出すときや帰り際にさりげなく確認するのが良いでしょう。
ただ、お子さんによっては親以外の大人と2人になると緊張してしまうことがあるので、その場合はまずリビングから徐々に慣れさせていくのがおすすめです。
【番外編】家に呼びにくいなら「オンライン家庭教師」もおすすめ
対面指導のほかに、最近ではオンライン指導を取り入れる家庭教師会社が多くあります。
オンライン指導には対面指導にはないメリットがあるので、家に先生を呼びにくい場合や家の近くにちょうど良い勉強スペースがない場合はぜひ活用してみてください。
オンライン家庭教師ならさまざまな手間が不要!
オンライン指導のメリットは、家の準備を全てしなくて済む点にあります。
先生が来る時間帯に合わせて掃除する必要がなく、もちろんお茶やお菓子の準備も不要です。
また、共働きなどで親がいない時間帯に指導を受ける場合は、家のセキュリティ面を心配しなくて良い点も大きなメリットでしょう。
オンライン指導には、リアルタイムで先生と会話できるスタイルや録画された映像を観ながら勉強するスタイルなどいろいろあり、お子さんの好みや性格に合わせて指導方法を選べます。
家以外でも家の中でも、お子さんが勉強に集中できる環境を選択しよう!
こちらでは家以外の場所で勉強するケースを主に紹介しましたが、どの場所で勉強するのがベストなのかはお子さんの性格によって異なります。
「家と家以外どちらが子どもに合っているのかわからない」「どの家庭教師会社と契約しようか迷っている」という方は、まずは家庭教師診断を受けてみるのがおすすめです。
お子さんのタイプに合った家庭教師会社をいくつか提案してくれるので、気になる会社があれば勉強場所やプランについてぜひ相談してみてください。
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