こちらでは、家庭教師を依頼する際に気になる指導時間についてまとめました。
「どのくらいの頻度や時間が効果的?」や「自分の子どもにはどんなスケジュールが合ってる?」など、指導時間にまつわる疑問にお答えしていきます。
また、指導時間の効果を高める家庭教師の活用法もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
最短10秒!7つのタイプ別に
最適な勉強法と家庭教師をご紹介
家庭教師の指導時間は1回あたり60~120分が目安
家庭教師の指導時間は1回あたり60分~120分が目安で、60分以上を最低時間に設定している家庭教師会社が多めです。
1回の指導で2教科以上受けるのであれば、最低でも90分以上は必要だと考えておいたほうが良いでしょう。
ただし、60分~120分というのは1つの目安なので、実際はこれより短い時間または長い時間でも指導は受けられます。
料金は1コマ30分・45分など時間で区切られている
家庭教師の指導料は、コマ数で決められていることがほとんどです。
例えば1コマ45分の授業を1日2コマ受ける場合、2コマ分の指導料を支払う必要があります。
決して時給や日給で決められているわけではないので、家庭教師を依頼するときは事前に1コマあたりの金額をしっかりと確認しておくようにしましょう。
ただし、家庭教師会社によっては最低時間の60分を過ぎた後は、コマ数ではなく15分ずつ指導時間を調整できるスタイルをとっているところもあります。
そのため「1コマ以上依頼したいけど、子どもの集中力が2コマも続かない」という場合は、指導時間を細かく設定できる家庭教師会社を選ぶのがおすすめです。
より細かい授業数ごとの料金体系が知りたい場合は、以下をご確認ください。
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指導時間は1回あたり90分以上が望ましい
科目数にもよりますが、指導時間は1回あたり90分前後が望ましいです。
1コマ(30分)の指導を3コマ、または1コマ(45分)の指導を2コマなど、お子さんの集中力が続きやすいコマ数でプランを立てるようにしましょう。
もちろん90分以下でも問題ありませんが、その場合は指導内容が薄くならないよう科目数を減らすといった対応が必要になる可能性があります。
反対に90分以上になる場合は、お子さんの集中力が途切れないよう休憩をこまめにとるなどの配慮が必要です。
ただ、集中力が続く時間はお子さんによって異なるので、まずは90分から始めてみて様子をみながら調整していくのが良いでしょう。
頻度や指導時間はお子さんの性格や予算を考慮しながら決定しよう
家庭教師に依頼する頻度や時間は、お子さんの性格やご家庭の予算を考慮しながら決めるようにしましょう。
例えばすでに勉強する習慣がついているお子さん、勉強に対するモチベーションが高いお子さんは、週1回の指導でも十分に効果は得られます。
そのため予算に余裕がない場合は、週に何度も家庭教師を依頼する必要はありません。
下記では、家庭教師の頻度や時間を決める上で意識すべきポイントを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
勉強への苦手意識があるお子さんには60分×週2回以上もアリ
家庭教師の頻度は、お子さんの勉強習慣に合わせて決めることがポイントです。
勉強への苦手意識があり家で自習する習慣がないお子さんの場合、まずは成績を上げることよりも勉強習慣を身につけることを目指すようにしましょう。
週1回の指導だけでは勉強習慣を身につけることは難しいので、最低でも週2回以上、1回の指導時間は集中力が持続する60分前後がベストです。
慣れるまで抵抗があるお子さんもいるため、まずは週1からスタートするなど、お子さんの様子を見ながら進めていきましょう。
60分×週2回以上のペースで家庭教師の指導を受け、先生がいなくても自分で勉強できるようになったら、頻度や時間を調整していくのが良いでしょう。
受験・テスト前は回数・時間を増やすなど調整しよう
家庭教師にあまり費用をかけられない場合は、受験前やテスト前などの重要な時期だけ指導回数を増やすのもおすすめです。
多くの家庭教師会社では、事前に相談さえすれば指導する曜日や時間を増やせるので、できるだけ早めに先生とスケジュールを話し合うようにしましょう。
また、受験前やテスト前だけでなく、生活リズムが崩れやすい長期休暇に指導時間を増やすという方法もあります。
長期休暇期間は塾が集中コースを開講するタイミングでもあるので、家庭教師の指導時間を増やして他のお子さんとの差が開かないよう対策することも大切です。
お子さんの集中できるタイミングを意識しよう
いくら家庭教師の頻度や時間を増やしても、お子さんが全く集中していなければ高い効果は得られません。
そのためお子さんが集中できる時間帯やタイミング、科目などを考慮しながら家庭教師のスケジュールを組むことが重要です。
例えば部活が忙しいお子さんの場合、部活後は疲れて集中できない可能性が高いです。
そのため、部活後の指導日は普段の授業の復習や宿題で解らなかった部分の確認をする日にして、苦手科目は休日にまとめて指導を受けるなど、コンディションに合わせて勉強内容を調整する必要があります。
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指導時間の効果を高める家庭教師の活用法
家庭教師の指導時間を最大限に活かす方法として、下記の3つを紹介します。
- 指導時間は疑問を解決する時間とする
- 指導時間が長い場合は途中で休憩を挟む
- その日の目標を明確にしてから指導時間に入る
せっかくの指導時間を無駄にしないよう、これから家庭教師を依頼しようと考えている方はこの3点をお子さんや先生と共有しておくようにしましょう。
指導時間は疑問を解決する時間とする
家庭教師の指導時間は、わからない問題や疑問点を解決するための時間です。
ただ問題を解くだけなら自分1人でもできるので、家庭教師の先生には「理解できない問題の解き方」を確認する意識で臨みましょう。
そのためには事前準備が大切で、先生に依頼された宿題を終わらせておくことはもちろん、解けなかった問題や先生への質問事項を事前にメモしておく必要があります。
また、苦手科目に関しては「そもそも何がわからないのかわからない」というお子さんも少なくないので、そういった場合はどのように勉強したら良いのか根本的な勉強方法を先生に相談するようにしましょう。
指導時間が長い場合は途中で休憩を挟む
指導時間が長い場合は、途中で休憩を挟むようにしてください。
休憩せず長時間の勉強を続けることは集中力の低下につながり、さらに勉強内容が記憶として定着しにくくすぐに忘れてしまうと言われています。
そのため指導時間が60分の場合は1回、90分以上になる場合は最低でも1~2回の休みを取るようにしましょう。
また、家庭教師の先生との日が浅くまだ仲が深まっていない場合は、休憩時間を使って積極的に雑談をすることをおすすめします。
人見知りするタイプのお子さんであれば、親御さんが休憩時間にお茶を出すついでに軽く雑談をするのも効果的です。
その日の目標を明確にしてから指導時間に入る
ただ漫然と問題を解いて指導時間を終えないよう、先生が訪れる前にその日の目標を明確にしておくようにしましょう。
「因数分解の解き方を理解する」や「漢字を最低10個覚える」など、目標は明確であればあるほど望ましいです。
目標を立てることで勉強へのモチベーションがアップし、より集中した状態で指導時間に臨めます。
自分で目標を決めるのが苦手なお子さんは、先生と一緒に目標を考えるのでも問題ありません。
指導時間前に先生と目標を共有することで、適度な緊張感を持って勉強に取り組めます。
指導時間の最後に目標の達成度を確認すれば、自分の得意な分野と不得意な分野を知れるためなお良いでしょう。
指導時間は入会後に変更もOK!家庭教師会社に相談してみよう
こちらでは、家庭教師を依頼する上で知っておきたい指導時間の目安や決め方のポイントをお伝えしました。
ただ、指導時間は入会した後でも変更できるので、家庭教師会社と相談して決めたスケジュールをまずは試してみることをおすすめします。
指導時間のより詳細な情報を知りたい方は、無料のパンフレットでも確認できるのでぜひ取り寄せてみてください。
最短10秒!7つのタイプ別に
最適な勉強法と家庭教師をご紹介