はじめて家庭教師を依頼するご家庭の場合、「どうやって授業が行われるの？」「どんな授業が子どもに合ってるの？」など気になることがたくさんあるはずです。
そこでこちらでは、家庭教師の教え方・授業の進め方についての情報をまとめました。
また、家庭教師会社の指導方針についても紹介しているので、どの会社を選ぼうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
最短10秒！7つのタイプ別に
最適な勉強法と家庭教師をご紹介
家庭教師の教え方や授業の進め方はお子さん次第で変わる！
家庭教師の教え方や授業の進め方は、お子さんの勉強習慣や勉強目的によって変わります。
親御さんの中には「子どもに合った先生を派遣してくれるだろうか…」と不安を感じている方もいるかもしれませんが、先生たちはお子さんの学力やモチベーションを把握した上で指導にあたるため安心してください。
こちらでは、家庭教師の先生の教え方や授業の進め方の具体例をお子さんのパターン別に紹介していきます。
パターン1：勉強のやり方がわからない場合
「どうやって勉強したら良いのかわからない」というお子さんには、まず勉強の方法を具体的に教えるところから始めます。
指導時間中はたくさん問題を解くというより、予習復習のやり方や教科書の使い方を教えながら丁寧に進めていくことが多いです。
また、家で勉強する習慣がついていないお子さんに対しては、「学校から帰ってきたらまず宿題をしよう」など具体的な約束をして、毎日少しでも机に向かうような仕組みを一緒に考えていくことになります。
パターン2：苦手科目を克服したい場合
苦手科目を克服したいお子さんに対しては、過去のテストや模試の結果を見ながら、まずはどの箇所でつまずいているのかを明確にします。
ほとんどのお子さんは苦手科目に対して自信を失っているため、急に難しい問題の演習を始めるのではなく、丁寧な解説を行うところから始めるのが一般的です。
その上で、似た系統の問題を何度も繰り返し解き理解度を深めていくようにします。
また、お子さんがどこまで理解できているのかを把握するために、その回答を選んだ理由をお子さん自身に説明してもらうことも少なくありません。
パターン3：定期テスト・受験など具体的な目標が決まっている場合
定期テストや受験などに向けて勉強しているお子さんとは、まず試験日までの勉強スケジュールを一緒に立てます。
とくに、いつも一夜漬けで試験に臨んでいるような場合は、試験日ギリギリに慌てないよう綿密な計画を立てることが多いです。
計画を立てた後は各科目の基礎を固め、定期テストや受験に特化した演習問題をどんどん解いていくようにします。
また、お子さんが受験に不安を感じている場合は相談に乗ってくれる先生がほとんどです。
先生自身の受験経験を話しながらアドバイスしてくれるケースも多いので、悩みや不安を抱えている受験生は相談してみるのが良いでしょう。
最短10秒！7つのタイプ別に
最適な勉強法と家庭教師をご紹介
お子さんに適した授業の進め方は？
家庭教師の授業の進め方には特に決まりがなく、お子さんに合った方法を選んで進めていくのが一般的です。
お子さんによって「指導時間中に問題を一通り解きたい」や「学校の授業でわからなかった箇所だけ教えてほしい」など要望はさまざまなので、先生と相談しながら適切な方法を決めるようにしましょう。
こちらでは、家庭教師の授業の進め方の例を3つ挙げ、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
その場で問題を解き、解説してもらう
指導時間中に問題を解いてその場で解説してもらう方法は、自分の解き方を先生に確認してもらえる点がメリットです。
また、生徒がどのくらいの時間をかけて問題を解いているのかを先生が把握できるため、回答を導き出すのに時間がかかりすぎている場合は先生が適切なアドバイスをしてくれます。
ただし、指導時間内に演習と解説まで全て行うとなると、それなりの時間がかかるため触れられる問題数が少なくなってしまう点がデメリットです。
そのため家庭教師の指導時間では、すでに完璧に解ける問題ではなく、自信のない問題を重点的に行ったほうが良いでしょう。
事前に問題を解き、解説してほしい箇所を用意しておく
事前に問題を解いておく方法は、限られた指導時間を有効活用できる点がメリットです。
解けなかった問題だけを解説してもらえば良いので、苦手科目を克服したいお子さんにはぴったりの方法でしょう。
また、指導時間までに家庭教師で出た宿題を解き終わるクセをつけることで、自分で勉強する習慣を身につけられる点もメリットです。
ただし、まだ基礎学力がないお子さんや部活が忙しいお子さんなどは、家庭教師で出た宿題が負担に感じてしまうケースが少なくありません。
その結果、問題を深く考えず適当に解いてしまうことがあるため、宿題の量を調整したり、学校で出た宿題で解らなかった部分を解説してもらったりしながら、負担になりすぎないよう進めていくことが大切です。
学校や塾の授業でわからなかった箇所を説明してもらう
学校や塾の授業でわからなかった箇所をメモしておき、その箇所について家庭教師の先生に解説してもらう方法もあります。
この方法は、学校や塾で勉強したことを確実に定着させたいお子さんにぴったりです。
家庭教師との対話を通しながら勉強内容を復習することで、自分1人で復習するよりも記憶に残りやすく成績を着実にアップさせられます。
また、お子さんが受験生の場合は、学校・塾・家庭教師の3つを活用することで問題への理解がより深まり、受験問題のような応用問題へ対応できる能力も身につけられます。
実際の授業の流れや進め方を確認しよう
家庭教師の授業は、一般的に下記の流れで行われます。
- 家庭教師の先生が到着
- 簡単なあいさつを行い、指導が開始
- 指導時間に合わせて授業が進行
- 授業が終わり、先生を見送る
家庭側で特別に準備することはありませんが、初日の授業をスムーズに終えられるよう流れを軽く押さえておくようにしましょう。
1. 家庭教師の先生が到着
指導時間の数分前に、家庭教師の先生が家へ到着します。
送迎をする必要はありませんが、家がわかりにくい場所にある場合などは事前にその旨を伝えておくと良いでしょう。
2. 簡単なあいさつを行い、指導が開始
先生が家へ到着した後は、軽く挨拶を済ませます。
挨拶が長くなることはめったにありませんが、家庭教師会社や先生の方針によっては初日は仲を深めるために長めに雑談をしながら、普段の勉強方法や1日どの程度勉強しているか、授業の進捗などを確認するケースも多いです。
家庭教師の指導場所にはリビングまたは子ども部屋を利用する家庭が多いので、あらかじめどちらの部屋を使うか考えておくようにしましょう。
3. 指導時間に合わせて授業が進行
挨拶が済んだ後は、授業時間に合わせて指導が始まります。
上述の通り、授業の流れは「生徒がその場で問題を解き先生が確認」や「生徒が事前に解いた問題を先生が解説」など、お子さんによってさまざまです。授業の流れはお子さんによって異なりますが、先生がその日の単元を解説し、お子さんが理解したことがわかれば演習に入るのが基本の流れです。
また、学校や塾の授業でわからないことがあれば、指導時間中に先生に質問するようにしましょう。
授業時間が60分の場合は休憩が1回、それ以上の場合は2～3回の休憩が入ります。
そして、その日の授業が一通り終わった後は、次の授業までの宿題が出される場合は、忘れずに取りかかるようにしてください。
4. 授業が終わり、先生を見送る
授業が終わった後は、次回の授業日を確認します。
曜日や時間を変更したいときは、この時に忘れず伝えるようにしましょう。
また最初と最後の挨拶は親御さんがいなくても問題ありませんが、先生とはこれから長く付き合う可能性があるため、指導日初日は親御さんがいたほうが望ましいです。
LINEなどでサポートを行う家庭教師会社も
上記では、先生が家に訪れる日の流れを紹介しました。
ただ、指導日以外にも「今すぐわからない問題を解決したい」や「受験直前で疑問点が出て困っている」といった切迫したケースが発生することもあるでしょう。
契約している家庭教師会社がオンラインでのサポートを行っているのであれば、LINEなどのチャットツールで質問するのもおすすめです。
例えば『家庭教師のあすなろ』など、指導日以外でも勉強の相談に乗ってくれるオンラインサービスを採用している家庭教師会社もあるので、特に受験が迫ったお子さんなどはぜひ活用してみてください。
最短10秒！7つのタイプ別に
最適な勉強法と家庭教師をご紹介
教え方・進め方を知るには指導方針を参考にするのもおすすめ
家庭教師の教え方や授業の進め方を知るためには、家庭教師会社の指導方針を参考にするのも有効な方法です。
家庭教師のあすなろ
『家庭教師のあすなろ』では、お子さんの学習状況や家庭環境などさまざまな要因を考慮した上で相性の良い先生を派遣してくれます。
事前のヒアリングがしっかりしているため、指導開始後に不満が生まれにくく、お子さんのパフォーマンスを最大限に発揮できる点が魅力でしょう。
家庭教師のトライ
『家庭教師のトライ』は、トライ独自の効率的な学習法を提供している点が特徴です。
AIを活用した学習診断など、無駄なく最短で志望校合格を目指したい方にはぴったりの家庭教師会社だと言えます。
家庭教師ドクター
最後に紹介する『家庭教師ドクター』は、「自発的な学習」や「楽しい学習」などお子さんの勉強意欲を引き出す工夫を行っている家庭教師会社です。
ただ成績を上げるのではなく、お子さんが自らに「勉強したい」と思ってもらうことを目指しているため、特に勉強嫌いなお子さんや勉強への苦手意識が強いお子さんへのサポートに向いています。
家庭教師会社によって指導方針に特色があるので、授業の雰囲気をつかみたい方はぜひ公式サイトを覗いてみてください。
指導方針などを確認してお子さんに合った家庭教師会社を見つけよう
「どの家庭教師会社が良いのかわからない…」とお困りの方は、まずはそれぞれの会社の指導方針を調べるところから始めてみましょう。
家庭教師会社を探す際は、無料のパンフレット取り寄せていくつかの会社を比較してみるのがおすすめです。
また、お住まい地域の家庭教師会社を調べられる「家庭教師診断」も役に立つので、気になる方はぜひ活用してみてください。
最短10秒！7つのタイプ別に
最適な勉強法と家庭教師をご紹介
初めての方へ 
