家庭教師というと小学生や中学生向けのイメージがあるかもしれませんが、大学受験を見据えて高校から入会するご家庭も少なくありません。
そこで本記事では、高校生の家庭教師の料金相場を項目別にまとめました。実際にどのくらいの費用がかかるのか知りたい方は、参考にしてみてください。
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家庭教師にかかる料金について
家庭教師会社へ入会すると、入会金や保証金などの初期費用に加えて、授業料、交通費、管理サポート費、教材費などが発生します。
ただし、これらの費用の取り扱いは会社ごとに異なり、例えば授業料と管理サポート費がひとまとめになっているケースも少なくありません。また、入会金が不要な会社もあれば、教材費が発生しないコースもあるなど、会社やコースによっては支払わなくて良い費用もあります。
そのほか、授業料が安い代わりに教材費がかかったり、契約満了前に退会すると解約金が発生したりなど、事前に調べておかなければ予想外の出費が発生することもあるので注意が必要。家庭教師の費用は会社ごとに異なるため、各社の費用を比較する際は総額でいくらかかるのかを確認することが大切です。
高校生の家庭教師の相場
高校生の家庭教師の相場は、1ヵ月あたり15,000~57,000円です。(※1回あたり60分の授業を月に4回受けた場合)
ただし料金は授業回数や時間、目的で変わってきます。特に高校生の場合は受験の有無で料金が大きく変動するため、お子さんの学習の目的をしっかりと考えてからコースや先生を選ぶことが重要です。
下記では高校生の家庭教師の相場をまとめているので、おおよその費用を把握するためにチェックしてみてください。
項目 | 料金 | 概要 |
---|---|---|
初期費用 | 1.5~5万円 | 入会金や保証金。キャンペーンで無料になることも。 |
授業料 | 1コマあたり3,000~7,000円 | 会社によって変動が大きい。 大学受験対策でプロに依頼するなど高めになることも。 |
交通費 | 1回あたり400~1,000円 | 「1kmあたり」「交通機関の運賃」などで変動。 オンライン指導なら不要。 |
管理サポート費 | 月額0~11,000円 | 授業料に含まれるなど不要なケースもある。 |
教材費 | 1ヵ月あたり0~10,000円 | 授業料に含まれるなど不要なケースもある。 |
初期費用:1.5~5万円
契約時に発生する初期費用は、主に入会金と保証金です。
入会金は会社によって金額の差が大きく、0円のところもあれば数万円のところもあります。知人からの紹介やキャンペーンを活用することで割引または無料になることもあるので、気になる会社がある場合は情報を集めてみましょう。
また、保証金とは授業料の滞納など支払いトラブルに備えた費用のこと。金銭のトラブルが発生したときに充当される費用のため、支払いに問題がなければ退会時に返金されます。
授業料:1コマ(60分)あたり3,000~7,000円
1コマの授業時間は30~90分と会社によって異なりますが、60分の場合は3,000~7,000円が目安です。一般的に高校生は小学生・中学生と比べて費用が高く、そのなかでも受験対策コースはさらに料金が高くなる傾向にあります。
特に難関大学を目指すにあたり「国公立受験コース」や「医学部受験コース」などを選ぶ場合は、通常より授業料が高額になる可能性を頭に入れておくべきでしょう。
そのほか、下記の通り指導をお願いする先生がプロなのか、あるいは学生のアルバイトなのかでも授業料は左右されます。
プロ家庭教師の場合
プロ家庭教師とは、家庭教師を専業とする社会人講師のこと。過去にたくさんの生徒を指導してきた経験があり、お子さん一人ひとりに合わせた効果的な指導に定評があります。
特に難関校の大学受験を視野に入れて家庭教師をお願いするご家庭は、プロ家庭教師を指命するか、プロ家庭教師のみ在籍している会社へ入会するのがおすすめです。
料金は相場の3,000~7,000円を超えることも珍しくなく、決して安いとは言えないかもしれません。ですが、受験に特化した指導で効率的に偏差値を上げられるため、安心して指導を任せられます。
学生家庭教師の場合
学生家庭教師は、大学生のアルバイト講師のことを指します。プロ家庭教師より指導実績が少ないケースがほとんどですが、料金が安いことが魅力です。高校生のお子さんとは年齢が近いため、気軽に話せる点もメリットでしょう。
また、学生家庭教師には受験を経験したばかりの先生が多く、自分の体験をもとに指導してくれることも。受験だけでなく「子どもが学校の授業についていけず、進級が危ない」といったケースにも対応できるので、費用を抑えつつお子さんの学力を上げたいご家庭にぴったりです。
交通費:1回あたり400~1,000円
交通費は、1回あたり400〜1,000円が目安です。車の場合は10〜20円/1km程度に設定されていることが多いですが、会社によって料金の換算方法が異なることに留意してください。また、先生が電車やバスで訪れる場合は、定期券の範囲内であれば交通費はかかりません。
そのため毎月の出費を抑えたいのであれば、交通費がかからないエリアの先生を希望したり、あるいはオンライン指導を視野に入れたりするのも一つの方法です。
管理サポート費:月額0~15,000円
管理サポート費とは、家庭教師会社がご家庭へサービスを提供するために必要な運営費のこと。学年に関わらず料金が一律で決まっているところもあれば、小学生や中学生と比べて高校生を高く設定しているところもあります。
また、管理サポート費が0円の会社でも、実際はその分の料金が授業料に上乗せされていることも少なくありません。管理サポート費は毎月発生する見逃せない出費なので、お子さんの場合はいくら費用がかかるのか、そして授業料に含まれているのかなどをしっかりと確認しておきましょう。
教材費:1ヵ月あたり0~10,000円
教材費の有無は、会社やコースによって異なります。例えば学校の授業の予習や復習、補助を目的として指導をお願いするのであれば、授業で利用している教科書や問題集をそのまま使うことも珍しくありません。
一方、大学受験を目的に指導を受ける場合は、志望校の難易度に合った問題集のほうが効率が良く、新たに教材を購入することも多いです。特に国公立を目指すのであれば、大学入学共通テスト用の過去問や問題集など、試験に特化した教材の購入を念頭に入れておく必要があります。
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リアルな料金はいくら?高校生の家庭教師の月謝パターン
では、高校生の家庭教師の月謝として、利用者が実際にかかった費用はどのくらいなのでしょうか。
こちらでは、家庭教師比較くらべーるに寄せられた声をもとに、実際の月謝や入会金などをいくつかご紹介します。
(※利用者ごとに投稿いただいた項目や指導回数が異なるため、目安としてご確認ください)
静岡県・高校2年生
- 入会金:22,000円
- 月謝:32,560円(1コマ90分×4回)
福岡県・高校2年生
- 入会金:11,000円
- 月謝:59,400円(1コマ90分×4回、プロコース)
愛知県・高校3年生
- 入会金:11,000円
- 月謝:25,520円
神奈川県・高校3年生
- 入会金:無料
- 学習サポート費:6,480円
- 10コマ分:85,860円
学習支援金で家庭教師をお得にスタート!
大学受験を突破するためには適切なスケジュール管理と戦略が必要であり、自宅での学習だけで志望校を合格するのはなかなか難しいもの。
そこで「子どもに家庭教師をお願いしたいけど、少しでも費用を抑えられたら…」という親御さんは、本サイト(家庭教師比較くらべーる)の学習支援金をご活用ください。
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まずは資料を取り寄せ、体験授業を受ける会社を選ぶところから始めてみてはいかがでしょうか。
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