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東京都の高校受験を分かりやすく解説!公立・私立の入試日程や選抜方法など

東京都の高校受験を分かりやすく解説!公立・私立の入試日程や選抜方法など

こちらでは、東京都の高校受験について詳しく解説しています。

公立高校の受験日程や選抜方法、倍率、検定試験の優遇措置、内申点など、受験のお役立ち情報をまとめているのでチェックしておきましょう。

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2022年(令和4年)度の東京都・公立高校受験について

はじめに、東京都の公立高校受験について解説します。

東京都の公立高校受験は「推薦に基づく選抜」と「学力検査に基づく選抜」の2パターンに分かれているので、まずはそれぞれの日程や選抜方法について知識をつけましょう。

推薦に基づく選抜

推薦に基づく選抜には一般推薦、文化・スポーツ等特別推薦、理数等特別推薦の3種類があり、学力検査に基づく選抜よりも早い時期に試験が実施されます。

入試に関する日程

項目日程
出願期日1月12日(水)~1月17日(月)
実技検査日1月26日(水)、1月27日(木)
合格発表日2月2日(水)

選抜方法(学力検査・実技・調査書・面接など)

<実技>
実技検査では、受験する学科やコースの実態に合った学校独自のテストが実施されます。例えば令和3年度の情報を見ると、総合芸術高校の美術科では検査用紙に鉛筆でモチーフの素描を行うテスト、六郷工科高校のデュアルシステム科では参考図を見ながら工作用紙に作図する問題が出題されました。

実技検査は学校によって内容が異なるので、過去にどのような問題が出題されたのか志望校の情報を調べておくのもおすすめです。

<調査書>
調査書は、各教科の観点別学習状況の評価(全27観点)または評定(9教科)のどちらかが調査書点として採用されます。

各教科の観点別学習状況の評価が採用される場合は、各高校の特色に応じて特定の観点の配点が高く評価されることがあります。一方、評定が採用される場合は、特定の教科の評定に比重をかけて算出することはありません。

なお、エンカレッジスクールに指定された高校に関しては、観点別学習状況の評価が用いられます。

<面接>
一般推薦の場合は個人面接、特別推薦の場合は個人面接または集団面接が行われます。面接の際は、自己PRカードが資料として活用されます。

学力検査に基づく選抜(第一次募集及び分割前期募集)

学力検査に基づく選抜には、第一次募集及び分割前期募集、分割後期募集及び全日制第二次募集、定時制第二次募集の3種類があります。こちらでは、第一次募集及び分割前期募集について解説します。

入試に関する日程

項目日程
出願期日1月31日(月)~2月4日(金)
学力検査日2月21日(月)
面接および実技検査日2月21日(月)以降で各高校が定める日時
合格発表日3月1日(火)

選抜方法(学力検査・実技・調査書・面接など)

<学力検査>
学力検査の対象となる教科は、国語・数学・外国語(英語)・社会・理科の5教科です。ただし、芸術と体育に関する学科は国語・数学・外国語(英語)の3教科で、エンカレッジスクールに指定される都立高校は学力検査を実施しません。定時制に関しては、上記5教科のうち3教科を下回らない範囲で試験を実施します。

各教科100点満点(合計500点満点、換算後は700点満点)で、試験時間は各50分間です。また、採点の際に特定の教科へ比重をかける傾斜配点を行う高校もあります。

<実技>
高校によっては、実技検査が実施されます。実技検査の内容は各高校の特性に合ったものとして、各高校が定める基準に即して点数化されます。

<調査書>
調査書に記載される各教科の学習の記録を点数化する際は、まず受検者が提出する調査書の各教科の評定数値を、在学する中学校から提出された成績一覧表において確認します。その後、調査書の評定は、学力検査を実施する教科に関しては1倍、学力検査を実施しない教科に関しては2倍にして点数を算出します。

全日制における調査書の評定は300点満点で換算され、学力検査と調査書の比率は7:3です(芸術及び体育に関する学科は6:4)。

<面接>
高校によっては面接が実施されますが、各高校が独自で定めた基準に則って点数化します。また、面接の際は自己PRカードが面接の資料として活用されます。

参考:令和4年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱

2022年(令和4年)度の東京都・公立高校別の倍率

お子さんの志望校がどのくらい人気なのか、気になる親御さんも多いことでしょう。

こちらでは、「推薦に基づく選抜」と「学力検査に基づく選抜」それぞれの倍率が高い高校をピックアップしているので、目を通してみてください。

推薦に基づく選抜 普通科(コース・単位制以外)

下記では、推薦に基づく選抜を実施している全103校(普通科のコース・単位制以外)から、特に倍率が高い高校を10校を抜粋してまとめています。

  • 青山高校:7.70倍
  • 鷺宮高校:5.04倍
  • 東高校:5.02倍
  • 広尾高校:4.76倍
  • 戸山高校:4.61倍
  • 城東高校:4.48倍
  • 足立高校:4.30倍
  • 小岩高校:4.21倍
  • 府中東高校:4.19倍
  • 北園高校:3.90倍

参考:令和4年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(推薦応募)

学力検査に基づく選抜 普通科(コース、単位制以外の学校)

下記では、学力検査に基づく選抜を実施している全103校(普通科 コース、単位制以外の学校)から、特に倍率の高い10校を抜粋してまとめています。

  • 目黒高校:2.35倍
  • 東高校:2.27倍
  • 青山高校:2.27倍
  • 井草高校:2.26倍
  • 広尾高校:2.23倍
  • 神代高校:2.21倍
  • 日比谷高校:2.18倍
  • 北園高校:2.16倍
  • 豊多摩高校:2.11倍
  • 三田高校:2.08倍

参考:令和4年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況

2022年(令和4年)度の東京都・私立高校受験について

2022年(令和4年度)の東京都・私立高校受験は、1月の中旬頃に願書受付を締め切り、1月下旬~2月中旬頃に試験を実施している高校が多いです。ただし、学校によってスケジュールは異なるので、志望校の情報を個別でチェックする必要があります。こちらでは、一例をご紹介します。

<日本大学豊山高校 普通科>

項目日程(推薦・学業)日程(一般・学業)
願書締め切り日1月15日(土)2月9日(水)
学力検査日無し2月12日(土)
教科目-国語・数学・英語
適性検査日1月22日(土)無し
面接無し無し
合格発表日1月23日(日)2月13日(日)

<自由ヶ丘学園高校 普通科>

項目日程(プログレスコース 推薦1・2)日程(プログレスコース 一般)
願書締め切り日1月18日(火)2月5日(土)
学力検査日無し2月10日(木)または2月11日(金)
教科目-国語・数学・英語
適性検査日1月22日(土)無し
面接1月22日(土)2月10日(木)または2月11日(金)
合格発表日1月23日(日)2月11日(金)または2月12日(土)

<白梅学園高校 普通科>

項目日程(特別選抜コース A推薦)日程(特別選抜コース 一般1回)
願書締め切り日1月17日(月)2月3日(木)
学力検査日無し2月10日(木)
教科目-国語・数学・英語
適性検査日1月22日(土)無し
面接1月22日(土)2月10日(木)
合格発表日1月22日(土)2月11日(金)

<十文字高校 普通科>

項目日程(特選 推薦1回)日程(特選 一般1回)
願書締め切り日1月20日(木)2月8日(火)
学力検査日無し2月10日(木)
教科目-国語・数学・英語
適性検査日1月22日(土)無し
面接1月22日(土)2月10日(木)
合格発表日1月23日(日)2月11日(金)

<明治大学付属明治高校 普通科>

項目日程(推薦)日程(一般)
願書締め切り日1月17日(月)2月4日(金)
学力検査日無し2月12日(土)
教科目-国語・数学・英語
適性検査日1月22日(土)無し
面接1月22日(土)無し
合格発表日1月23日(日)2月12日(土)

参考:令和4年度都内私立高等学校入学者選抜実施要項

東京都の高校受験における検定試験の優遇措置

東京都の高校受験では、漢検や英検、数検などの資格試験を取得しておくことで、優遇措置を受けられることがあります。公立高校の学力検査に基づく選抜は対象外ですが、推薦入試で活用できるケースもあるので、お子さんの志望校の情報をチェックしておきましょう。

<共立女子第二高等学校 一般・推薦>
漢字検定:3級以上で、内申において1ポイント加点される。

<足立学園高校 一般(併願優遇)・推薦(単願・併願)>
数学検定:3級以上で、内申において1ポイント加点される。

<昭和女子大学附属昭和高等学校 一般>
英語検定:英検2級以上を取得する受験者は、英語の試験が免除(100点扱い)となる。

東京都の高校受験における内申点について

東京都の高校入試では、内申点(調査書の内容)も学力検査と同様に重要です。

推薦に基づく選抜では学校ごとに内申点の配点が異なり、例えば足立東高校の普通科は400点満点で換算する一方、東村山高校は600点で換算しています。

学力検査に基づく選抜では学力検査と内申点の比率が7:3で、それぞれの配点は700点と300点の合計1000点満点です。ただし、芸術と体育に関する学科は6:4、定時制は7:3または6:4のどちらかとなっています。なお、評価される内申は第3学年のみが対象ですが、音楽や体育などの実技4教科は2倍で換算されるため、注力する教科が偏らないように注意しましょう。

どの高校を受験するにしても、内申点は志望校合格を左右する重要項目です。家庭教師の先生に内申点が上がる方法を相談したり、現在の学力レベルと内申点に合った志望校を提案してもらったりしながら、お子さんに合った志望校を探しましょう。

東京都で高校受験をお考えなら家庭教師がおすすめ!

東京都の公立高校には推薦に基づく選抜と学力検査に基づく選抜の2つがあり、それぞれで学力検査の有無や調査書の比率などが異なります。高校によっては面接や実技検査も実施されるので、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

「どのように受験対策をすれば良いのか分からない」という方は、家庭教師を活用するのがおすすめ。お子さんが志望校に合格するための効果的な学習計画や、効率的に学力を上げる学習方法をマンツーマンで提案してくれます。

お子さんの学力レベルや性格に合った家庭教師を選ぶためにも、まずは本サイト(家庭教師くらべーる)から気になる会社をピックアップし、無料で資料を取り寄せるところから始めてみてください。

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