ここでは、家庭教師比較くらべーるが「中学1年生・理科の学習内容と勉強法」を解説します。理科の学習によくある悩みを取り上げましたので、どうぞご覧ください。中学1年生から積み残しのない学習方法を手に入れましょう。
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中学1年生の理科の学習内容
中学1年生の理科の分野と詳細
【第1分野】
- 身近な物理現象(光・音の性質、力と圧力)
- 身の回りの物質(物質の性質と状態変化、水溶液と気体の性質)
【第2分野】
- 植物の生活と種類(身近な生物の観察、植物の分類・つくりとはたらき)
- 大地の成り立ちと変化(地震、火山、地層、大地の変動)
中学1年生が理科でつまずきやすい単元と解決法
次に中学1年生の理科でつまずきやすい単元や解決法をお伝えします。ぜひ苦手を克服するためにご覧ください。
「光・音の性質」についての問題が苦手な生徒さんへの解決法
「光・音」の単元は図を活用した問題がよく出題されます。そのため、重要語句の暗記だけでは不十分で、図を見て知識を問われたり、作図を求められたりしたときに対応できる力が必要です。
基礎のワークはもちろん、市販のワークなどで解ける問題のパターンを広げていくと、いつも出てくる図が分かってきます。まとめノートを作るときに図を写してみることは大切ですが、一度書いただけでは忘れてしまうので、作図問題をコピーして何度も解いたり、問題が出てくるたびに自分で図を書いて確認したりという地道な作業が得点アップにつながります。
光や音の速度の問題は、小学校の速さの問題とそう変わりません。単位を揃えることと、速さ・距離・時間の関係が理解できれば自信をもって解けるようになるはずです。
「物質・気体の性質」についての問題が苦手な生徒さんへの解決法
特に応用問題はないので、ひたすらワークを解いて答えを覚えていけば伸びやすい分野です。
物質・気体の性質の表は完璧に覚える必要があります。それによって、表の穴埋めや気体・物質の名前を導く問題に即応できるようになると思われます。
水素・酸素の発生方法はそれぞれよく出題されますので、混合する物質と集め方を言葉でも図でも答えられるようにしましょう。
「密度」の計算問題が苦手な生徒さんへの解決法
「密度」の分野は苦手意識を感じる生徒さんも多いです。
2つの物質のどちらが重いか軽いかは、比べたい物質を同じ大きさにする必要があります。例えば1㎤に大きさを揃えると正確に比べることができるでしょう。密度(g/㎤)とは「物質1㎤あたりの質量」のことです。
15㎤で300g 300÷15=20
↓ ↓
1㎤で20g
どうしてこの公式を使うのかを理解していると、公式を忘れても自分で作ることができます。
「圧力」の計算問題が苦手な生徒さんへの解決法
「圧力」の分野は苦手意識を感じる生徒さんが大変多いように思われます。
圧力とは、面を押す力のはたらきの大小を表しており、「1m²あたりの面を垂直に押す力」のことです。言葉にすると難解でも、シャーペンの芯を指に当てるのと、消しゴムを指に当てるのでは、シャーペンの芯のほうが痛そうだな(強い力がかかっているな)とイメージができると思います。イメージをすることが解答への近道になることは、理科の学習の中でよくあります。
小学校での図形の面積の計算ができれば、圧力(N/m²)は公式に当てはめてすぐ解けるようになるでしょう。繰り返し解いて慣れましょう。
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編集部コメント
ここでは、家庭教師比較くらべーるの編集部が中学1年生のみなさんへ理科に関する総合的なアドバイスをします。
中1での主な対策としては定期テストと受験対策の2つが挙げられますが、内申点を重視したいなら定期テスト対策、志望校への合格を重視したいなら受験対策と明確に対策を分けることでより効率かつ効果的な勉強を進めることができます。
定期テスト対策は受験対策にもつながりますので、早い段階で受験を意識した勉強や学生生活を送りましょう。
また、中1は自発的に勉強する習慣を身につける大事な時期でもあります。親御さんもお子さんの学習環境づくりをしっかりサポートしてくださいね。
定期テスト対策
定期テスト対策には普段授業で使っている教科書や小テスト・宿題の問題を有効に活用します。
テスト範囲の問題がしっかり解ければ基本的には問題ないです。苦手分野をなくし、確実に点数の取れる勉強をしましょう。
テスト範囲の内容が理解できない、問題が解けない場合には範囲より前の単元を復習する必要がでてきます。つまずいている部分を克服してからでないと無理に暗記してテストで点数を取れたとしても、また次のテスト対策でつまずいてしまい悪循環です。
テスト期間になって焦ることがないように、普段の勉強や小テストなどにしっかり取り組めている状態が理想的です。
受験対策
中学に入りたての中学1年生ですでに高校受験を意識できている生徒さんは少ないのではないでしょうか。
「まだ早い」「まだ間に合う」とお考えの親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、中1の理科は高校受験前につまづきやすい単元に繋がる学習内容が多い傾向にあるので注意が必要です。また、先ほどお話した定期テストも内申点に関わるので受験に影響します。
中1の時点で理科に対して苦手意識を持っている生徒さんは「なぜ苦手なのか」「苦手な分野はどこか」など現状をしっかり把握した上で対策を行うようにしてみてください。何事も積み重ねが大事ですので、早いうちから受験対策を意識した学習を心がけましょう。
理科を伸ばしたい中学1年生は家庭教師と力を合わせてみませんか
中学1年生の理科の学習内容には、3年間の中で苦手意識を持ちやすい単元が多いように思われます。
ですが、どのようにして公式を求めるのかを理解し、たくさん出てくる単位の整理ができれば得点につながるので、個別指導を通して「分からない」「難しそう」をどんどん減らしていくことが成績UPの近道です。また、1年生から積み残しのないよう学習を進めることで、受験勉強でも応用問題まで取り組めるゆとりが生まれます。
こちらではお子さんの性格やご家庭の状況をもとに、おすすめの家庭教師会社をピックアップします。いろいろな家庭教師会社があり会社ごとの特色もあるので、複数社の資料請求をすることで、お子さんやご家庭に合った家庭教師が見つかります。資料請求は何部でも無料なので、ぜひお試しください。
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