インターネット上で個別指導を受けられる「オンライン家庭教師」。
訪問型の家庭教師より安く利用できることが多いですが、実際にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
こちらでは、オンライン家庭教師を利用する際に必要な初期費用や授業料などについてまとめています。
また、最後に家庭教師をお得に利用できる「学習支援金キャンペーン」についても紹介しているので、費用を安く抑えたい方はぜひご覧ください。
最新の授業内容や料金プラン
お得なキャンペーンがわかる!
資料をもらう無料
オンライン家庭教師とは
オンライン家庭教師とは、PC(パソコン)・タブレットなどの端末とインターネット環境があれば利用できる家庭教師システムです。
先生を家に迎えることなく指導を受けられますが、費用面においては下記のような特徴があります。
- 先生への交通費が発生しないため、トータルの料金が明確
- お茶やお菓子などの気遣いがいらず、予定外の出費がかからない
- 訪問型よりも授業料が安いところも多い
- 機材がない場合は、PCやタブレットなどを購入(あるいはレンタル)する必要がある
- ご家庭にインターネットが開通していない場合は、ネット環境を整える必要がある
オンライン家庭教師の場合、機材やネット環境に不備があれば初期費用がかさむ可能性もあります。
ただし会社によっては機材を安くあるいは無料でレンタルしていることもあるので、「オンライン家庭教師が気になっているけど予算が…」という方も、まずは複数の会社を比較してみるのがおすすめです。
オンライン家庭教師は安い?料金相場をチェック
オンライン家庭教師の授業料は、週1回指導の場合は1ヵ月あたり5,000円~40,000円ほどが目安です。先生への交通費やお茶・お菓子代が不要のため、訪問型に比べるとトータルでは料金を抑えられる傾向にあります。
ただし、これから受講開始する場合には上記の授業料に加えて「初期費用(入会金・テキスト代)」「管理サポート費」などが必要になることもあります。実際にはどれくらいの予算を用意しておけばよいか、相場を見ながら一緒に確認していきましょう。
オンライン家庭教師に必要な初期費用の目安:0~60,000円
まずはオンライン家庭教師にどういった初期費用が必要となるのか見ていきましょう。
こちらでは、初期費用として入会金・テキスト代(教材費)について解説します。
- 入会金:0~40,000円
- テキスト代(教材費):0~20,000円
ただし細かな内訳は会社によって異なるため、目安として参考にしてみてください。
また、パソコンやタブレット、ヘッドセット(ヘッドホンにマイクが付いたもの)などの必要な機材をお持ちでない場合は購入費用も必要です。これら全てを一から買うと10万円以上の出費となる可能性もありますが、ご家庭にあるものでまかなえたり中古で安く購入できたりなど費用を抑えるポイントもいくつかあります。
また、機材によっては無料でレンタルできるものもあるため、必ず家庭教師会社に確認してから購入を検討しましょう。
入会金:0~40,000円
オンライン家庭教師会社を利用する場合、入会金が必要となるところも多いです。
入会金の目安は0~40,000円ほどですが、この中に保証金(預かり金)が含まれているケースもあります。
保証金は授業料の支払いが滞ったときなどに補う目的で集められるもので、支払いに問題がなければ退会時に返金されます。
また、入会金は会社によって差が大きく、無料だったり割引キャンペーンを行っていたりなどさまざまです。入会金が不要な代わりに管理サポート費が必要なパターンもあるので、各社の料金設定は細かくチェックしましょう。
テキスト代(教材費):0~20,000円
オンライン家庭教師の料金を左右するポイントが、テキスト(教材)の有無です。
お手持ちの教材が利用できる家庭教師会社であればテキスト代は不要ですが、会社によっては1教科ごとにテキストが必要なため10,000円を超える場合もあります。
また、教材費も1冊500円程度のところから1教科につき4,000円ほどかかるところなどさまざまです。
ただし教材費が不要な代わりに管理サポート費が必要だったり、初期費用ではなく月々の支払いに含まれたりなど、費用面での条件は各社異なるため、テキスト代だけでなくトータルの料金を確認した上で比較検討していきましょう。
オンライン家庭教師の月謝目安:10,000~40,000円
授業の回数が週に1回の場合、オンライン家庭教師の月謝目安は10,000~40,000円ほどです。
家庭教師の月謝は、主に授業料や管理サポート費、教材費、交通費などが含まれますが、オンラインの場合は交通費が不要となるため、先生が住んでいる場所によって費用が変動することはありません。
また、テキスト代は初期費用に含まれていることもあるため、こちらでは授業料と管理サポート費について説明していきます。
授業料:1ヵ月あたり5,000~40,000円
オンライン家庭教師の授業料は、1ヵ月あたり5,000~40,000円が目安です。(※週に1回の指導を受けた場合)
オンライン家庭教師会社のなかには指導時間を30分刻みで調整できるところもあり、どのくらい指導を受けるかで差が大きくなります。例えば1コマ30分なのか60分なのかで料金が倍ほど変わるため、授業料はご家庭の希望回数・時間に応じて算出しましょう。
また、家庭教師の授業料は下記によっても異なります。
- お子さんの学年
- 指導を受ける目的(中学受験・苦手克服など)
- 先生の指導歴や学歴、合格実績
特にオンライン家庭教師は地域に関係なく先生を選べます。つまり、九州などにお住まいの方でも東京大学など著名な大学の学生・既卒生から先生を探せるため、難関校への入学をお考えの方は予算を多めに見積もっておくと良いでしょう。
管理サポート費:0~15,000円
オンライン家庭教師の管理サポート費は、0~15,000円が目安です。
管理サポート費は、お手持ちの教材を用いる場合など、ご家庭に合わせた指導を行う際に発生する費用です。また、オンライン指導を行うためのシステムを管理する費用として設定している会社もあります。
ただし管理サポート費については授業料や初期費用の中に含まれているケースもあり、下記のように会社によってさまざまです。
- 授業料だけで見ると安いが、管理サポート費が別途必要
- 管理サポート費がかからない代わりに教材を購入する必要がある
- 授業料に全て含まれており、管理サポート費も教材費も不要
管理サポート費は公式サイトで明示されていないパターンもあるので、パンフレットや体験授業などで必ず確認するようにしましょう。
最新の授業内容や料金プラン
お得なキャンペーンがわかる!
資料をもらう無料
オンライン家庭教師の費用は家庭によって差が大きい
これまでご紹介したとおり、オンライン家庭教師の料金は下記のように大きく異なります。
- 初期費用の目安:0~60,000円
- 月謝の目安:10,000~40,000円(※週に1回の指導を受けた場合)
料金は入会する家庭教師会社や各家庭の条件によって変動するため、下記のようにさまざまなパターンがあることを踏まえながら料金を比較していきましょう。
パターン1:機材・インターネット環境ありの場合
すでにPCやヘッドセットがあり、インターネット回線にも問題なければ、初期費用は高くても数万円程度です。
あくまで一例ですが中学2年生で週に1回(50分)の指導を受けるとしたら
- 初期費用:20,000円(入会金のみ)
- 月謝:18,000円(授業料・管理サポート費込み)
となり、1ヵ月目は38,000円がトータルの支払いとなります。
ただし入会金無料などのキャンペーンを行っていれば月々の支払いのみで利用できるため、総額でも18,000円とお得に始められます。
パターン2:インターネット環境あり・機材なしの場合
家にインターネット環境はあるけど機材がなくて…という方は、購入やレンタルを検討することになります。
例えばオンライン学習塾 rootは有償で機材レンタルを行っており、1ヵ月あたり下記の料金で借りられます。
- パソコン:1,000円
- プリンター:500円
- Webカメラ・マウス・ヘッドセット:3つで500円
この場合、例えば授業料とテキスト代を合わせた月謝が18,000円とすると、機材をレンタルをすることで月々の支払いが20,000円となります。
また、PCやタブレットを購入するとなるとさらに3~10万円前後の出費が予想されるので、ご家庭の予算とすり合わせながら入会する会社を決めていきましょう。
パターン3:初期費用・管理サポート費が不要の場合
オンライン家庭教師会社の中には入会金や管理サポート費が不要なところもあります。
また、機材もすでにお持ちであれば初期費用はかかりません。
その場合は授業料だけの支払いとなるため、下記のように授業回数と1コマあたりの料金をかけ合わせて月謝を算出しましょう。
<1コマ(60分)4,400円の場合の月謝目安>
- 週に1コマ:17,600円
- 週に2コマ:35,200円
- 週に3コマ:52,800円
また、授業料以外に管理サポート費が必要な会社は、1コマ(30分)1,000円など授業料が低めに設定されていることが多いですが、その際は回数を増やしても授業料が大きく変わらないというメリットがあります。
そういった会社であれば「テスト前は指導回数を増やしたい」「指導時間を延長したい」など気軽に調整ができるので、ご家庭の状況に応じて会社を選ぶことをおすすめします。
おすすめ家庭教師会社の授業料比較
最後に、おすすめ家庭教師会社の授業料をまとめました。
料金の詳細はそれぞれ異なりますが、相場を知るためにもぜひご確認ください。
会社名 | 料金 |
---|---|
家庭教師のトライ | <60分の授業を月に4回受けた場合> 月額10,000円台~ |
家庭教師・学参 | 1コマ(60分):4,400円~ |
オンライン家庭教師のゴーイング | 1コマ(30分):1,650円 |
オンライン家庭教師WAM | <40分の授業を月に4回受けた場合> 小学生:4,900円~ 中学生:7,600円~ 高校生:9,200円~ |
家庭教師のアルファ【オンライン指導】 | 月額8,800円~ |
家庭教師あすなろ【オンライン】 | <60分の授業を月に4回受けた場合> 小・中学生:15,200円~ 高校生:25,400円~ |
家庭教師のノーバス (インターネット家庭教師のNetty) | <50分の授業を月に4回受けた場合> 小学生:8,800円~ 中学生:14,300円~ 高校生:17,600円~ |
家庭教師のガンバ【オンライン】 | <30分の授業を月に4回受けた場合> 小・中学生:12,800円~ 高校生:16,400円~ |
オンライン学習塾root | 小・中学生:2,750円~ 高校生:3,850円~ ※いずれも60分あたりの料金 |
※別途、入会金や教材費、管理費が必要な会社もあります
オンライン家庭教師のメリット・デメリット
訪問型の家庭教師に比べて安価で、インターネット環境があればすぐに利用開始できるオンライン家庭教師は、これから家庭教師をつけようとお考えのご家庭にとてもおすすめできるサービスです。
以下では、オンライン家庭教師を利用することで得られる主なメリットを、デメリットとあわせてお伝えします。訪問型とオンライン型でどちらにしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
メリット:費用・時間の節約になる
オンライン家庭教師を利用する主なメリットは、訪問型を利用する場合に比べて費用・時間の節約になる点です。
子どもの学習には、塾や家庭教師の利用料以外にも何かと出費がかさむもの。そんなとき、オンライン家庭教師であれば費用負担を抑えることができるため、お子さんをサポートする保護者の方にとっても安心です。
また、オンライン家庭教師であればお住まいの地域に関係なく先生を選ぶことができるので、「金曜日の21時から」のようなピンポイントの条件指定にマッチする先生が見つかりやすい傾向にあります。通学に時間をかけず、効率よく学習することができれば、子どもの負担軽減にも繋がるでしょう。
デメリット:切磋琢磨する仲間を作りづらい
自分に合った学習スタイルで好きな時間に学習ができるメリットがある一方、「すぐ近くに一緒に勉強する仲間がいない」というデメリットがあります。家では一人で学習を進めることになるため、どうしても「まわりに見られている」といった緊張感を持つことが難しいものです。
しかし、家庭教師会社が「オンライン自習室」のサービスを提供している場合には、その心配はありません。オンライン上とはいえ一緒に頑張る仲間の存在を認識することで、自宅にいながら塾と同等のモチベーション維持効果が期待できます。
メリット・デメリットについて詳しい記事はこちら
以下の記事ではより詳しくメリット・デメリットについて解説していますので、
- オンライン家庭教師の何が良い・悪いのか知りたい
- 訪問(派遣)型とオンライン型のどちらが良いか迷っている
- どんな子にオンライン家庭教師がおすすめなのか知りたい
とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
学習支援金でオンライン家庭教師の費用をお得に!
オンライン家庭教師は料金が幅広く、訪問型の家庭教師よりも安く抑えられますが、「できるだけお得に利用したい」というご家庭も多いことでしょう。
そういったご家庭には当サイト(家庭教師比較くらべーる)の学習支援金キャンペーンがおすすめです。
学習支援金キャンペーンとは、当サイトでパンフレットを取り寄せてから家庭教師会社に入会した方を対象に20,000円をプレゼントしているキャンペーンのこと。
毎月合計20名(先着15名+抽選5名)という制限はありますが、お得に家庭教師を利用するチャンスなので、少しでもオンライン家庭教師に興味のある方はぜひパンフレットで比較してから入会する家庭教師会社を決めてくださいね。
関連記事PICKUP!!
- オンライン家庭教師を一括比較!ぴったりの1社を探そう
- オンライン家庭教師会社ランキング!おすすめ10社の料金・特徴を比較
- 小学生におすすめのオンライン家庭教師はどこ?選び方や料金をチェック
- 中学生におすすめのオンライン家庭教師はどこ?選び方や料金をチェック
- 高校生におすすめのオンライン家庭教師はどこ?選び方や料金をチェック
- 安いオンライン家庭教師が分かる!コスパが魅力の会社はどこ?
- オンライン家庭教師のメリット・デメリットを解説!向いているタイプは?
- オンライン家庭教師のやり方は?必要な準備や授業を受ける方法とは
- 訪問型とオンライン型の家庭教師を比較!結局、どっちがいいの?
- 個人契約でオンライン家庭教師を探す前に!注意点を確認しよう
- オンライン家庭教師の評判って実際どうなの?口コミ・体験談まとめ
- 無料も!オンライン学習の種類やメリット、おすすめのサービスなど