「日本史」は覚えることが多い科目です。成績を上げるためには、時代の流れと人物や出来事などの言葉を同時に確認していくことがポイントになります。現状のレベルに合った勉強法を見つけ対策を行いましょう。
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高校生の日本史の学習内容
日本史Aの学習内容
- 私たちの時代と歴史
- 近代の日本と世界
- 現代の日本と世界
日本史Bの学習内容
- 原始・古代の日本と東アジア
- 中世の日本と東アジア
- 近世の日本と世界
- 近代日本の形成と世界
- 両世界大戦期の日本と世界
- 現代の日本と世界
高校生が日本史でつまずきやすい単元と解決法
日本史は暗記するだけの科目であると思われがちですが、成績を上げるためには時代の流れを理解することが必要です。高校生がつまずきやすい単元と、日本史の勉強法をご紹介します。
「原始時代だけは完璧」にしてしまっていないか
日本史が苦手な生徒さんでも、「原始時代は完璧」という方が多くいます。歴史科目の勉強をする際、最初の方に力を入れ完璧にできるが、時間が足りず後の方が疎かになってしまうという落とし穴があります。
完璧に覚えられていなくても、どんどん先に進めて、まずは全ての内容を学習することが大切です。
日本史が苦手な生徒さんが時代の流れをつかむ方法
歴史が嫌い、苦手で教科書や参考書が頭に入らないという生徒さんは「日本の歴史」の漫画を読んでみましょう。
イラストがあることで頭に入りやすく、漫画でおおまかな流れをつかむことで、日本史の勉強に取っ掛かりやすくなります。
漫画に抵抗がある場合は、「実況中継」もおすすめです。
どちらも、1つの時代を繰り返し何度も読むのではなく、まずは一通りすべてに目を通すことが大切です。
つまずきやすい明治時代の勉強方法①
大学受験で頻出される分野のひとつが明治時代です。
明治時代は覚えることが多く、苦手と捉えてしまいやすい時代です。しかし、覚えることが多いだけで特に難しいというわけではないので、ポイントをつかんで勉強しましょう。
明治時代の大きな出来事の1つは内閣制度ができたことです。
そのため総理大臣に関する問題が出題されるので、総理大臣の名前だけではなく、各総理大臣が行った政策をセットで覚えましょう。
つまずきやすい明治時代の勉強方法②
明治時代のもう1つの大きな出来事は「鎖国制度」が解かれたことです。
外国との結びつきができたことにより、日本が大きく変わりました。
明治時代末期には不平等条約を結ばされ、そのため日本は「外国に追いつき、追い越す」という時代に入ります。
外国の真似をしてさまざまな政策を行い、政策の内容とともに各国とどのような出来事があったのかということを覚えましょう。
つまずきやすい近現代の勉強方法
大学受験で頻出されるもう1つの分野は近現代です。
大正時代には第一次世界大戦が起こり、日本は参加していないものの輸出の影響で日本は大きく成長しました。
また、昭和時代には太平洋戦争、日中戦争が起こったことも頭に入れておきましょう。
大正・昭和で日本がどのように変わったか、その流れを戦争を交えて覚え、この時代は日本史の中でも特に時代の流れを理解しながら勉強することが大切です。
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編集部コメント
編集部から高校生の日本史に関した総合的なアドバイスをします。
日本史は勉強の仕方によって好き・嫌いが分かれやすい科目です。
丸暗記せず、時代の流れやそのときどきの日本の様子を理解することによって、楽しみながら勉強できると考えています。
定期テストで確認をしながら、受験対策につなげましょう。
定期テスト対策
定期テストでは、担当している先生によって出題の仕方が大きく左右されます。そのため、まずは学校の授業ノート、配布プリントの確認をしましょう。年表や図、人物の写真なども確認しておきましょう。
次に、学校で指定されている問題集を解いてください。漢字で答えなければいけない問題も多く出題される可能性があるので、漢字で答えられるようにしておきましょう。解いて終わりでは覚えられていない可能性があります。間違った問題は教科書で確認し、時間を空けて繰り返し解くようにしましょう。
最後に一問一答で確認を行い、学校で指定されていなければ、教科書と同じ出版社のものが勉強しやすくおすすめです。
ここでも漢字のチェック、また間違った問題は教科書で前後の流れまで確認することが大切です。
受験対策
受検で最も出題されるのは、明治時代、大正時代、昭和時代です。それ以前や以降が出題されないというわけではないので、まずは「実況中継」などを使って全体の流れを確認しましょう。時間に余裕がある場合は、読み物ではなく、穴埋めをしながら時代の流れがつかめる参考書を使用してもいいでしょう。
次に、各時代ごとの流れを確認しながら、一問一答で確認をしていきましょう。完璧に覚えなければ次に進めないとしてしまうと、頻出される明治以降が疎かになってしまいます。一つの時代で止まらないように注意しましょう。
最後に、実践形式の問題です。間違えた問題を直す際には、同じ内容の問題が、違う形で出題されたときにも得点できるよう、前後の流れや関連する出来事をセットで確認するようにしましょう。
自分の志望校に合わせ「必要なレベル」まで学力を上げていき、志望校に合格できるように過去問等を使って傾向を掴むことも大切ですので、効率的な対策を行うことが重要となります。
「日本史の成績を上げたい」とお考えの高校生は家庭教師をご検討ください
日本史は暗記をするだけだからと、1人で簡単に勉強をできると思われがちな科目です。
ところが、日本史で重要なのは暗記だけではなく時代の流れをつかむことです。
「ひとつの出来事で日本はどのように変わったのか」「なぜ●●政策を行ったのか」など、背景を理解した上で言葉を覚えることが日本史の成績を上げるためには必要になります。
家庭教師なら一対一で、会話をしながら勉強できます。このような勉強方法は、1人で教科書を読むより頭に入りやすく、生徒さんのレベルに合った指導が行えます。
下記ではご家庭にぴったりの家庭教師を診断できるので、ぜひこの機会にお試しください。
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