高校生 物理の学習内容と勉強法

高校生 物理の学習内容と勉強法

こちらでは高校物理の学習内容や学習の仕方について紹介します。物理が苦手な生徒さんや物理の理解度をもっと上げたい生徒さんはぜひ参考にしてみてください。

また、下記では物理の強化におすすめの家庭教師会社を紹介しています。
物理の学習に家庭教師がおすすめの理由もまとめているので、ぜひ合わせてご確認ください。

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高校生の物理の学習内容

物理基礎での学習内容

  • 電気(静電気・オームの法則・陰極線・磁界復・電流が磁界から受ける力・電波)
  • 運動とエネルギー(変位と速度と加速度・自由落下運動・力のはたらき・力のモーメント・仕事の原理・重力による位置エネルギー・力学的エネルギー)
  • 物理学と原理(エネルギーの移り変わり)

物理の学習内容

  • 力と運動(運動の合成と分解と相対運動、運動量と力積、円運動・遠心力)
  • 波(波の干渉・ホイヘンスの原理・音波・ドップラー効果・光波・レンズをとおる光)
  • 電気と磁気(静電気力・電位・電流・キルヒホッフの法則・電磁誘導)
  • 熱と気体(気体の法則・気体の分子運動)
  • 原子(電子と光・原子と原子核)

高校生が物理でつまずきやすい単元と解決法

高校3年間で学習する物理の学習内容と、単元ごとの解決法について紹介します。

オームの法則の把握が大切

物理基礎で学習する「電気」の単元では、最初のうちは静電気等の説明分になるので、どういったものが静電気なのかという理解とともに、電力P、電流I、電圧Vという量記号をまずは覚えていきましょう。

その後、電流は電圧の大きさに比例するという法則を式にした「オームの法則」に進んでいきます。
この「オームの法則」の公式を覚えることで、電圧や電流の大きさを式で求めることが可能になり、またその方式が、直列接続・並列接続を求める式につながっていくので、しっかりと内容を把握し式を覚えていきましょう。

単元の最初の公式はしっかり覚えよう

運動とエネルギーではさまざまな「運動の表し方」や「運動の法則」を学習していきますが、まずは力の種別を良く理解するところから始めてください。
重力・張力・摩擦力・浮力等、さまざまな力があるので、まずはその属性を把握し、力の重量や加速度を表す方程式を覚えましょう。この方程式が、後に習う運動方程式につながっていきます。

物理では単元の最初に出てきた方程式が後の授業にとても重要になるので、式が出てくるたびに確実に覚えることが大切です。

波動の基本を覚える

物理の「波」での学習方法ですが、ここでは最初に波動の基本をしっかりと掴んでいきましょう。
波動に関する説明文が多く挙げられていますが、分かりにくい場合は実際にロープを使った実験を試してみるとよいでしょう。物理はどの単元においても、分かりにくい場合は実際に実験する、または実験した内容をよくノートに記載しておくと覚えるのがスムーズになります。

また電気に引き続き、波でも公式が多く出てきますが、特に振動数と周期の公式や、速さと振動数と波長の関係を表す公式は、この先もよく使われていくので、しっかりと把握してください。

物理の学習内容への対策

物理では物理基礎で習った「力や運動・電気」をより詳しく学んでいきますが、「物理基礎」で習った内容を理解していなければ、「物理」の内容が分からなくなってしまうので、まずは復習をしっかりと行ってください。

また、数学的要素も多く含まれる公式も増え、平面運動の変位と速度と加速度ではベクトルが用いられてきます。物理の公式も重要ですが、合わせて数学の内容も理解した上で勉強を進めていくことをおすすめします。

高校の物理の学習方法について

物理Ⅰ・Ⅱの内容から「物理基礎」「物理」に変更されましたが、基本的な内容は全体を通すとほとんど変化はなく、物理Ⅱで習っていたものが「物理基礎」に移動、物理Ⅰで習っていたものが「物理」に移動と、学習する項目の移動はみられるようです。

いずれにせよ、物理は覚える用語や公式が多くあるので、用語を覚え、公式を正しく使う必要があります。
覚える方法としては、叩き込んで覚える方法ではなく、しっかりと内容・意味を理解した上で覚えていくことが大切です。
無理に覚えた内容はすぐに忘れていってしまうので必ず内容を把握し、もし内容理解が難しいと思う所があれば物理の先生に教えてもらいましょう。

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編集部コメント

編集部より、高校の物理に対する学習法について紹介します。

新課程になりましたが、高校で習う物理の構成はほぼ変わっていません。ただし、これまで選択履修だった原子が必修化し、物理Ⅱで習っていた内容が「物理基礎」に移動しますので、物理基礎のみの試験内容を行う大学では試験の出題範囲が増えたということになります。

出題範囲が増えた分、覚えることも多くなりますが、用語の意味を理解し、公式を正しく使うことができれば十分試験対策を行えるので、内容を理解した上で学習していきましょう。

定期テスト対策

物理の定期テストは、試験の範囲内の教科書・ワークからの出題が基本になります。中学校時代より範囲は広くなりますが、範囲内はの対策は必ず行ってください。
公式を使う問題ももちろん出題されますが、基本は用語の確認問題になることが多いので、用語の意味を理解し、正しく解答できるようにしておきましょう。

定期テストだからと一夜漬け等の覚え方をせず、今のうちから丁寧に学んでいくことで、後の大学受験対策の時に有利になるので、毎回内容を理解しながらテストに挑んでいってください。
定期テストは物理の基礎なので、応用問題に移るための基礎学力を身につける対策だと思って学習を行いましょう。

受験対策

物理の新課程により、受験する大学によっては物理の出題内容が増えた箇所もあります。出題内容が増えた分、選択問題も増加した傾向にあるのでしっかりと確認しておきましょう。

物理は正しく用語を覚え、公式を使えるかということが重要です。まずは基礎を身につける対策を行っていきましょう。
学習方法としては、用語を一気に覚えようとせず、毎日少しずつ、確実に内容を理解し、ちゃんと理解できているかを確認しながら進んでいくことをおすすめします。
受験に近づいてきたら問題集や応用問題を解き、基本ができているか、そして応用にも対応できるかを判断していきましょう。

物理の授業が苦手な生徒さんは家庭教師をご検討ください

中学校では理科という科目の中に物理・化学・生物が混同していましたが、高校に入ると各分野に分かれ、より細かく理科の授業を行っていきます。
中学時代は理科が得意だった生徒さんも、高校に入り覚えることも多くなってしまい、数学のような公式も出てくるので、いつのまにか苦手教科になってしまった方もいるかもしれません。

苦手をそのままにしておくと、受験が近づいてきたときに不利になってしまうので、苦手だと思った時点で解決することが大切です。独学での苦手の克服法が分からない生徒さんは家庭教師を頼られてみてはいかがでしょうか。

家庭教師なら生徒さんの苦手分野に合わせて授業を行い、物理の受験に向けた対策もしっかりと行ってくれます。
もし少しでも興味や関心がある方は、一度家庭教師診断を試し、数ある家庭教師会社の中からよりご家庭・生徒さんに合う家庭教師をお選びください。

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